『社長と秘書が異世界召喚に巻き込まれるとこうなる話』にて登場する少女。
魔術師に捕まっていた正十郎と最初に出会い、彼に異世界『トロイメア』の事について詳細に説明する。
正体は死の神。
『トロイメア』に存在する神であり、死という概念そのもの。あらゆる死が循環する事で力を増す。
『死の女神』『破滅の聖女』『殺戮の体現者』『不幸の根源』などと言った伝承で地上では伝えられ、神族からも決して手を出してはならないと考えられている三原神の一神。
『天地戦争』において、同じく三原神の一神『命の神』によって片目を潰されて地へ落とされた。現在は本来の力の一割も持たないが、それでも地上の生物では意図して触る事さえも出来ない。
現在は、世界中に死を溢れさせて早く己の力を取り戻し、『命の神』に報復する事を考えている。(地に落とされてから20世紀ほど経っている)
しかし、現れた正十郎の介入によって、世界に存在する死の運命が予測出来ない様に変異する事を危惧し、なんやかんやで彼に同行する事になる。
「お兄さん。貴方、全然面白くないわ」
が最近の口癖。
本編↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139558695202832※一言
説明系ゴスロリ天界落ちの神、ローズです。
彼女はトロイメアの神の中でも最高神とされる『命』『死』『時』の内の一神です。
本来の姿は少女ではなく、大人です。今は力が弱っているので縮んでいます。
かつて天地戦争で、多く発生した神々の死を軽減する為に『命の神』によって消滅寸前まで追い込まれて地へ落とされました。
己を構築する源はあらゆる存在の『死』。しかし、神々は地上の生物に直接干渉することは出来ないので、様々な手段で世界に死をバラまくことに注視しています。
そんな中、異世界から現れた正十郎に振り回される事に。
神さえも容易く殺す事が可能な彼女は、あらゆる存在を下に見ており、同時に恐れられていました。力に溺れる事は無かったものの、現れれば神さえも道を開ける存在として認識されています。
友達はいません。しかし、進んで絡んで来た『戦いと機械の神』エクスの事は珍しく記憶に残す存在ではありました。
名前の由来は、地に落ちた時に死を望む老竜ヒュケリオンの『死』にて今の姿を構築することが出来た故にヒュケリオンを名乗っており、その地には薔薇も咲き乱れていた為にローズと言う名を使う事にしました。Dはデスの意味。