ロボものが書きたいぞ!
と思った時に浮かび上がった構想として、有名どころだとガンダムが真っ先に上がる。
全てのロボット物の基盤だと思うんだよ、あの作品は。
三次元戦闘で主人公が無双するのはかなりのロマンだったりするのだが、そのせいで物語をマンネリ化するのは避けたい。
主人公が強いし機体も専用機だし、勝てるっしょw と思われたら物語はほぼ終わりだと思ってる。特にロボット物は多くの支援をもとに主人公は出撃できるわけであって、主人公の立ち位置で多くの調整が必要になってくる。
軍属なら、操作技術は一級品だけど素行に問題のある不良軍人。
民間なら、初めて乗った機体で天才的な動きを発揮して無双する。
前者なら生い立ち関係なく凄腕に説得力はある。後方支援も十分に整った軍属というくくりは、成長するには安定した環境にあると言えるだろう。
後者なら一回一回の補給にも困る事になる。機体が損傷すれば修理にも特定の施設をつけなければならないし、下手をすれば移動母艦なんて代物も必要になってくる。
安定した機体運用を考えられるのは軍属だが、物語を予想しない方向に広げられるのは民間だろう。
そう見るなら短編なら軍属、長編なら民間という考え方も出来る。
世界に宇宙も含むかどうか、地上のみにするかどうかによっても大きく変わってくると思うけれどソレは次にて。