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ひとり語り1 イレギュラーズ編

ラノベ事情も転生ものはまだまだ多く出てきてますね。
私個人としては転生ものは相性が良くないらしく、書くとしても転移ものです。
それでもファンタジーは好きですよ。
設定を自由に考えられるのは異世界の特徴の一つだと思いますし、登場人物一人一人の背景を綿密に考えやすいです。
基本的には名前付きのキャラには過去も未来も設定を考えています。
登場人物の多いイレギュラーズなんかもそうですね。
エルフの村の者たちやガロンの部隊は多くの名前付きのキャラがいますが、その一人一人に過去と未来があります。
誰でも主人公になれるほどの設定をキャラの一人一人に練るのが私の短所であり長所でもあるのだと思います。
そのせいで更新が遅れたり、思いついた新しい設定で小説を書いたりしています。
でも、イレギュラーズは前から書きたかった物語なので、遅くとも失踪することはありません。
特に「光陽」と「ルー」というキャラは前から書きたかった凸凹ペアーです。
基本的には常識外れで偉そうなルーを光陽が窘めると言ったのが二人の関係ですが、互いに心から弱みを見せられる相手として話が進むごとに絆が深まっていきます。
最初から初対面で相思相愛な存在などあり得ないと思っている古い人間の考えなのです。昔はこういう小説が多かったのですよ。
私は「キノの旅」とか「涼宮ハルヒの憂鬱」の世代です。
イレギュラーズもその辺りを考慮していて、光陽とルーの出会いは殺し合いでした。
光陽は強い人間ですが同時に一人の寂しさを抱えており、ミナが構ってくれた事は無意識に嬉しく感じていました。
それで、レインメーカーを討ちに一人で雨の森をあてもなく捜索していたのです。
ひょんな事からルーと出会い、殺されかけたにも関わらず彼女を助けたのは、必死に生きようとする意志に感じるものがあったからです。
その後、なんやかんやで共に歩いていく事になるのですが、二人の旅は良くも悪くも世界を巻き込む運命となって行きます。
続きを楽しみにしていただければと思います。

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