夏、という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
例えば、キラキラと陽の光を反射する川。木々の隙間から降り注ぐ木漏れ日。誰もいないあぜ道。バスの来なくなった廃バス停。縁側。吊るされた風鈴。豚の容器に入った蚊取り線香。
こんなイメージが湧いたりしませんか?
田舎というものを持たない私ですら、ある程度具体的な、しかし実在はしないイメージを心の中に持っています。夏が持つ不思議な魔力の一つですね。
それを出力してみようとしたら、なんかこんなことになっちゃった。
それが、今回公開した物語。
『夏ト田舎ハ斯ク在ル可シ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093077089335484です!
ふと思い出したとき、少し心が軽くなるような。前に進む力を貰えるような。
そんな思い出を、掘り起こすきっかけをくれる作品になればいいなと思います。
あと、まあ、単純に。
こんな夏を過ごしたいなあ……。
毎朝7時更新です。よろしくお願いします!
舟渡あさひ