カクヨムコン8では拙作『勇亡者さまのラストクエスト』にたくさんの応援をいただきありがとうごいましたーー!!!新規フォローも、怒涛の一気読みも、嬉しいレビューや評価などもぜんぶぜんぶ嬉しかったです(T ^ T)
そんな感謝を込めまして、イベント終了間際ではありますがバレンタインの読み切りを書きました。フライングなのはわかってますが大体いつも季節イベント当日は忙しかったり忘れたり()するので、早めにということで…!
『勇亡者さまのラストクエスト―成仏したいので、告白させてください―』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891244985※なお現在読んでいただいている方には大変申し訳ないのですが、本編完読後に読むことをおすすめします。闇術師たちのスピンオフまで読まれているとちょっと懐かしいネタが入っていたり笑
カクコン終了までに何か新規エピソードを追加するつもりではいたのでよかった。このお話のきっかけはTwitterでのフォロワーさんとの会話から。元ツイはドラ嘘のバレンタインネタでしたが、いつもお世話になっている超分析の神だいなしキツネさんが勇亡者のエッドとメルですばらしいシチュを提案してくださったのです!いやもう、こんなの作者うれしすぎますて…////
該当のツイート(Twitterに飛びます)→
https://twitter.com/yu_sdorica/status/1616343299492843521季節柄ちょうどよすぎたのでそのままお話にさせていただきました。お忙しい方なのでTwitterはもちろん、こんな辺境ノートも見ていただくのは難しいかもしれませんが、いつか気づいてくださるといいな……。キツネさん、素敵なネタをありがとうございましたあああ!!
以下ネタバレ語り。読了後推奨。
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番外編:いつまでも甘くあまい人生を
スピンオフをご覧の方はご存知のことですが、ラケア村でのみんなでシェアハウス生活(笑)はエッドとメルの結婚後に解消され、エドメルとログアレのそれぞれに分かれて家を持っています。今回はエッドたちアーテル家のバレンタインを覗いてみました。ログアレは…まあ、ギャグになっちゃうから🤔←
『ヴァラテリオ・デー』は日本のバレンタインというよりは、家族や恋人に感謝を伝えるという世界一般でのお祝いの方式を取り入れてみました。いや企業によって捏造された女子→男子の図式も好きですぞ笑 そうしないとホワイトデーが成り立ちませんしね。
料理うまい人って向上心や研究心がすごくて、たぶんどんどん上手くなっていくんですよね。前に作ったものよりもっと良いものを作ろうっていう、もはや職人の域。メルは真面目なのでその気がいっそう強いだろうなというイメージです。
対するエッドは止まることを知らない進化より、「だいすきな味」を何度も食べたいメンズなんじゃないか。記念すべき誕生日、お母さんに「今日は何食べたい?豪華なのでもいいわよ!」って言われても「じゃあカレー」って答えちゃうような素朴なひとです。もちろんメルが張り切って作ったものならなんでも美味しくいただきますけどね笑
結婚して5年もすればきっと、アーテル家にも「我が家の味」というものができていて、これこそが私は「愛」そのものだと思うのです。疲れて帰ってきた時に出てきて、ああ嬉しいとかホッとするとか思える味。マンネリしないように新しいレシピを考えることはキッチンを預かる者にとって重要な使命ではありますが、こうした「我が家の味」は大事にしていってほしいなと思いながら書きました。ちなみに文遠家はビーフシチューです。
エッドは大工仕事や村の保守、住民の困りごとのお手伝いなんかをして毎日忙しくしていますが、帰ってから奥さんをギュッとする瞬間のために生きてる(?)とのこと。メルはヒトの血が濃い住人たちの健康チェックや医薬品作り、趣味の小さなカフェなんかを開きながら暮らしています。現在お空の上をドタバタと冒険している某ファンタジーと違って、こちらはなんとものんびりですなあ……笑
添付イラストはアーテル夫婦を。またハイテックペンか←
ところであまり知らない方が不思議に思うかもしれないので書いておきますが、私がイラストで描いているエッドの腕は嘘です。本編3章でエッドは片腕を失っており、さらに「からくりの腕(義手)」に改造しております。なのにイラストではいつも両腕が生身のように描いおります。これはめんd…ではなくネタバレ防止のような意味合いでそうしています。なんならもう村に戻ってきてからペッゴにお肉(偽物)をつけてもらったって設定にしてもいいくらい。決して面倒でどっちがどっちだったか分からなくなりがちだからなんかじゃない。以上です。
ほのぼの甘々、ホットチョコレートみたいなお話になっていたら幸いです♡ではでは!