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ほっとしました

 カクヨムコンテストの結果が出ました。
 私は二作の短編が中間を通っていました。残念ながら受賞となる三作には入れませんでした。
 事前のメールがなかったので予想はしていました。でも、少しのわくわくを胸に抱いてもいました。
 今にも消えそうな熾火のようなもの。いっそ強い風に吹かれて消えてしまえばいいのに。そう、思いながらも、そっと胸の中に大切に抱えていました。
 今日の発表で私は熾火に白い灰を掛けました。きれいに消えました。痕跡だけが残り、それを見ていた私はほっとしました。
 他の感情は何も湧いて来ません。思い返すと、発表前のわくわくだけが思い出になっていました。

 また、このような楽しい時間が過ごせるのなら、と思いながらの近況でした。

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