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頑張っております

皆様の応援のお陰で「封印のドラゴンハート~眠れる魔物と魔法使いの少女~」もランキング20位付近を維持しています。

この話もまもなく完結へ向かいます。全ての謎を明かすことはできませんが、この先へと物語が続いていくための重要な幕開けとして満足のいくものに仕上がっていくものと思っております。

明るいキャッチコピーに隠された魔法使いというものの暗い宿命。
人を選ぶダークファンタジー寄りの物語にしたのも、「魔法」を単純に「凄い力」という位置づけにしたくないといった思いから来たものでもあります。

先に言っておきます。決して世の作品をけなしたり否定したりするつもりはありません。

この力は平気で人を殺せます。しかし、多くのファンタジー世界ではその力を平然と使えることが多いです。
何のためにこの力はあるのでしょうか?
特別な力を持てばそれだけで異端とされ、人から距離を置かれます。「封ドラ」は、その認識を強くした世界として構築しています。
魔法というものを使うこと自体、人として道を外れた行為であると、それを強調するために「魂喰い」という、ドーピング要素を加えています。

誰よりも強くなりたい、認めてもらいたいという気持ちは誰にでもあります。ですが、その手段が「人を殺すこと」だとしたら……

あなたなら、この世界でどのように生きていこうと思いますか?
魔法の力を得てまで、化け物になってまで果たしたい願い……ありますか?

この作品が多くの人の心に届くことを願って。

結葉 天樹

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