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ご報告と〝もしもこのモブが仲間であったら⭐️〟のお話✴️

 皆様いつも、ありがとうございます! ご報告とお喋りになります🙌

 カクヨム版『今宵は瞳をとじて Ⅲ 』が本日完結いたしました!🕊️そして『今宵は瞳をとじて Ⅳ 』の表紙(Cover)のみ本日公開致しました! 明日より本格的に、Ⅳの連載が始まります!✴️

 今のところ、思っていたよりも早いペースでカクヨム版の公開が進んでおりますね⭐️約二週間でⅢ完結で御座います!⭐️

 さぁこの調子で、今年中にⅤまで完結させることは出来るのか……──今年中にⅤまで完結出来たなら、作中の季節と現実世界の季節がぴったり合いますね⭐️Ⅴは年明け前の冬が舞台となっておりますので❄️

 今のペースならばいけるのでは? とは思うのですが、作者が年末年始に忙しい業界の人間なのでね😿
 まぁ目標は今年中にⅤまでの完結ですかね!🔫🌹

 
 ──さて、お喋りで御座います🙌

 Ⅱ 完結時の近況ノートで、モブのお話をさせて頂きましたね。
 Ⅲ にも作者の目についたモブがいましたので、そのモブのお話でも致しましょう ( =^ω^)
 『今宵は瞳をとじて Ⅲ 』に出てきたあるモブのお話です。ちょっとしたネタバレ要素も含みますので、Ⅲ 未読の方はご注意下さいませ✴️ ネタバレしたくない方は、ネタバレのない回でお会い致しましょう!


 では、Ⅲ のモブのお話です。
 〝こんなモブいたな!〟と、作者自身も改訂、公開作業をしていて思い出したのですが……──皆様、今宵は瞳をとじて Ⅲ に登場する『年齢当てが特技』だと言っているモブを、覚えておりますでしょうか?? ( おそらく覚えてないでは?⭐️ )
 このモブが出現した場所はショップ街なのですが、この男『年齢当てが特技』だと発言し、しかも実際に見抜くところ、見抜いているんです。そしてそして、その後、なんやかんやでそのモブの友人が純と揉めはぐるのですが……──なんとこのモブ有能でして、純に対して喧嘩腰になっていた自身の友人の事を宥めて、止めるんですね⭐️──そうして、“純と揉めずに何事もなかった”と──。
 純と揉めていたら、彼ら、ボッコボコになっていた事でしょう。

 ──作者は思いました。〝このモブ、危機感知能力⭐️高っ!!〟と。〝しかも年齢を見抜く目⭐️を持っている!! 〟と。

 このモブ有能です。〝仲間にしたいですわ⭐️〞(´^ω^)

 ──という事で、今日も近況ノートの場を借りて、遊んでいきましょう!!

━━━【もしもこのモブが仲間であったら⭐️】━━━

 ここは人里離れた、山の中。不運にも彼らは、この山へと迷い込んでしまったのだった──

 一体誰が山へと迷い込んでしまったのかと言うと……──隼人、亮、光、岬、千晴・お馴染みの五人組だ。そしてあと一人、彼らと偶然居合わせたのは、“例のモブ男”である。

 こんな状態だ。見ず知らずの他人であろうと、隼人たち五人は、例の男と行動を共にする事とした。

 『ここどこだ?!』『生きて帰れんのかな?』と、不安を口にしながらも、六人は北極星で方角を確認し、下山する──

 するとその時、誰かが後ろから、トントンと、千晴の肩を叩いた。

千「あ? なんだよ岬?」

 言って千晴は振り返る。だが、岬は千晴の隣で『は?』と。──そう、千晴の肩を叩いたのは、岬ではない──

 ──千晴は振り返る。他の五人も、振り返る。すると……──

一同「「「!!?」」」

 ──なんとそこには、見目麗しい娘が立っていた。

 美しい娘を眺めながら、千晴と岬──綺麗なお姉さんが大好きである二人の時が、止まっている。
 ──そして二人は、はっと息を吹き返す。すると、いつも通り……──

岬「〝綺麗なお姉さんだ~~!?〞 」

千「 岬下がってろー! お姉さんは俺の肩を叩いたんだぞー!! ──ねぇ?! ボクに用ですよね?! お姉さん!!」

岬「あ~?! ずりぃー!! 千晴コラー?!」

 千晴と岬は互いを押し退けながら、お姉さんへと歩み寄る。歩み寄ろうと、した──
 するとその時……──『ちょっと待って!!』と言いながら、例の男が一歩前へ出る。
 『はい? 何スか?』と、互いを押し退けた体勢のまま、千晴と岬が振り返る。
 すると男は、『へ~、なるほどねぇ』などとブツブツと言いながら、例の麗しいお姉さんを眺め始める。

隼「何してんスか?」

 すると男は、ポンと自身の胸を叩いてから、得意気に言う。

「この女の人、俺は意外に大人だと思うよ? 俺の特技、年齢当てだし? ──」

千岬「ん??」

光「まぁそれは、大人の女性なんだろうなって感じはしますけど?」

亮「……年齢当てって、あの、じゃあ彼女、何歳だと思うんですか?? ……」

 すると男はまた『このお嬢さんは、意外に大人さ!!』と、そう前置きをした。そして彼は、得意気に答える。

「〝ザッと500歳くらいかな!!〞」

5人「「へっ?!」」

隼「化けモンじゃねぇーかよ?!」

亮「やっ山姥?!」

光「最早“意外に大人”ってレベルじゃないですけど?!」

岬「こんなに可愛いお姉さんが、500歳の訳があるかー!!」

千「お姉さんに謝れー!!」

 だがすると……──例の女が、不気味な笑い声を上げ始める。
 ゾッとして、女へと向き直る五人。すると……──

「そこの男っ!! なぜ私の正体が分かったァァ!!」

5人「「へっ?!」」

 正体を見破られた女は、みるみる内に、醜い老婆の姿へと変わっていく──鋭く尖った牙の、恐ろしいこと──……

5人「「〝やっ山姥だぁぁ~~?!〞」」

 五人と例の男は、バッと逃げ始める。
 だが山姥も追ってくる──
 六人、全力疾走である──

隼「おいお前っ!? どうしてアイツの正体が分かった?!」

 すると男は〝やたらと涼しげに答える〞。

「“俺の特技、年齢当てだし?” ──」

光「アナタそればっかしっ!!」

 六人は逃げ続ける──
 山姥は、包丁片手に追ってくる──

5人「「あーー~?!メチャクチャ怖ぇぇ~~!!」」
 
岬「 と言うか山姥ッて、どういう事だぁ~?! この世界線、そういうモンがいるような世界線じゃねー筈だろうがぁ~~?!」

 絶叫しながら、尚も逃げ続ける六人──
 するとその時……──

「〝この先はダメだよ!皆、止まるんだ!〞」

5人「「はい~~?!」」

 例の男が、『この先はダメ』だと、皆を止めた。……──後ろからは、山姥が迫る──

千「っ?! 止まってたら、アイツ来ちまうぞ?!」

亮「うわ~?! もう来るー?!」

 すると男が──

「いっせいのせい! で、左右に避けるんだ!」

5人「「はい?!」」

 ──何やら男は、こんな事を言い始めたのだった。
 その間にも、山姥は迫る──……
 そして〝時間ねぇ! よく分からねぇけどっ言う通りにっ〞と、5人は男の言う通りにする事に──

 六人を目掛けて、山姥が突っ込んでくる──

一同「「いっせいの・せいッ!⭐️」」

 ──サッと左右へと、突っ込んで来た山姥を避ける一同。

 ──避けられた山姥が、男が『この先はダメだ』と言っていたエリアへと踏み入れる──

 ──ドッシャャーン!!

 すると地面が崩れて、山姥は谷下へと落下して行ったのだった──

 振り返り、崩れた少し先の地面を眺めながら、五人は唖然としている。そして男を、バッと見る。

隼「〝危機感知能力ッ高ッ!!〞」

亮「〝なっ仲間になって下さい!!〞」

 危機感知能力バツグンである、特技・年齢当てモブ男へと、握手の手を差し出す亮であった。だが男は……──

「俺は永遠の……──モブさ!」

光「清々しッ!? カッコ良ッ!! ……」

 ──その後彼らは無事、下山を果たした。

 ──そうして男は、ショップ街へとたむろす仲間の元へと、帰って行ったとさ──

──【もしもこのモブが仲間であったら⭐️完⭐️】──


 以上、有能モブのお話でした。
 このモブどことなく、作者的にはイング兄さんと似た臭いがするな、と思いました(´^ω^) きっとナルシストですね⭐️


 では、本日の近況ノートも長くなりました!

 皆様いつも、本当にありがとうございます!✨

 またお会い致しましょう!💐❇️

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