今年の秋の虫干しも終わりに近づきまして、『ブラックドッグ・フェアリーテイル』(以下BDFT)もまた数名の方の目に留まったようで、ありがたいことです。
BDFTは、大長編のリアナではできない「伏線回収によるカタルシスを書きたい」という意欲からできた作品でした。それを軸に据えられればよかったんですが、キャラ自体もけっこう楽しい感じに作りこんでしまい、お話が取っ散らかってしまった感もありました。
いま読むと不出来に感じる部分ももちろんあるんですが、それはそれとして、キャラたちの設定・会話やクライマックスにいたるダークな展開は気に入っていたりもします。結局、うまく書けてるかどうかだけではないのですよね。趣味でやってるので、その過程が気に入ってるとか、キャラがいいとか、なにがしか好きな部分があってやってるわけで。
なにかの賞に応募するとかあれば、そこを目標にして作品を剪定するのかもしれませんが、今のところそういう野心も持っていません。そういうわけで、草ぼーぼーの自然のまま、たいして手入れされるでもなく公開されています。
時間が空きましたので、寝る前に裏話をいくつか、思いつくまま書いていきます!