お絵描き企画や掲示板で交流のある天竜風雅様(
https://kakuyomu.jp/users/shipswheel)が、レビューを書いてくださいました。
デイミオンとフィル、二人の男とヒロインの関係に焦点をあてて紹介された名文は、自分自身が「こんな話が書きたい!」と思っていたまさに理想のストーリーのよう。
そうなんです、ぎゅうぎゅうに詰めこんでつい忘れてしまうのですが、「リアナ」は恋愛ファンタジー。読者の方に、その楽しみ方を伝えてくださる素敵なレビューに感謝です。
===============
ちょっとCM(*´∀`*)……というか雑感?
天竜様の海洋FT、「ロワールハイネス号の船鐘」はこちら。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888533289主役の美しき青年艦長、シャインには複雑な魅力があります。
物腰やわらかい貴公子でありながら、海に陸にとあらわれる荒くれ者たちを相手できる胆力や剣の腕を持っていること。職務に対して、一種かたくななまでの正義感を持ち合わせていること。人物の機微に敏く優しい一方で、父親とは亡き母をめぐって埋めがたい確執があることなど。
かれの船への思いを体現するような存在である、船の精霊レイディとの絆も、単純なラブではぜんぜんないのですが、不思議な信頼感とたがいを絶対的に想う気持ちは恋愛的なラブ以上のものかも。
ため息ものの美麗なイラストも天竜様ご本人によるものです(他サイトや作者様Twitterから見られます)。舞台設定は異世界ファンタジーですが、ヒストリカルやエンタメとしての海賊ものが好きな方も楽しめると思います(海賊を捕まえる海軍側のお話ですが)。
秋の夜長に、読みごたえのある長編小説をお探しの方にもぜひ。
**
いただいたレビューに値するような物語にできているかはわかりませんが、折に触れ読み返して、創作の指針にしたいと思います。
天竜様、今回はありがとうございましたm(_ _)m