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リアナ:南部の姫君と幼なじみたち

着々とお膳立てされつつある、デイミオンとフラニーの縁談。
フラニーにとって、デイミオンは初恋の相手だったりします。
彼らの背後では、リアナとエサルが政治的な協力を持ちつつもあって……。さて、デイミオンは、フラニーは、いったいどうするのでしょう。50話に続きます。

第49話 もの思うフラニー
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889979628/episodes/1177354054891690546

フラニーは、リアナとほぼ同い年。
少女時代は勝気でおてんばでしたが、学業も優秀であり、成長するにつれ責任感の強いまじめな女性になっていきました。幼なじみの男三人がアホなので、その引締め役というところもあるのかも。叔父のエサルには娘がいないので(息子三人)、溺愛されています。

エサルは妻が二人いますが、若年者の複数婚には否定的な立場です(けっこうまじめな男なのです)。北部が保守的(血族婚・複数婚多)なのに対して、南部は人間との交流が多く価値観も近い(一夫一妻多)という裏設定があります。



■今日の誤変換
(誤)サンディは拭き幻想に「いいや」と答えた。
(正)サンディは不機嫌そうに「いいや」と答えた。

地味にいらだたしい誤変換。

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