今日は更新ありませんが、明日朝7時に第一章を開始します。
ちょっとしたおまけに、自分で書いて面白かったコメント返信を転記してみます。お暇つぶしにどうぞ。
(2019年6月4日 6:01、空知音様のコメントより)
第5話 冬至節の夜 ②へのコメント
まだ子供っぽい、リアナの様子でした。彼女、その後も子供っぽさは抜け切りませんが……。
ところで、パイって、映像で見るとすごく美味しそうなのに、本当に美味しいそれを食べたことがありません。この場合のパイってデザートではなく、料理用のということですが。
いつか熱々の美味しいパイを食べてみたいものです。
最後の段落、味と温度と色、そして人物のイメージが溶け合って……極上のパイってこんな感じでなのかなあ。
作者からの返信:
掬星《きくせい》城、まかない担当ノグの夜食パイシチュー。蟹ののこり身と、少量のジャガイモ(ピュレにしたもの)、チャイブを牛乳でさっと煮て汁にし、小麦粉とバターでとろみをつけます。鍋の半分はグラタンに。特製パイシチューは、オンブリア風の素朴なパン生地で作るので、「さくさく」というより「かりっ、ざくっ」として食べごたえあり。ふだんはチーズと卵が入りますが、今夜のレシピは蟹が主役でした。
以上、レシピはシチューを気に入ったフィルが聞き取ったノートより。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843307/episodes/1177354054889668803===============
このパイシチューは、北米でいう「エッグパイ」みたいなものを想像して書きました。
熱いものはちょっと……という方にはデザートを。
竜の国は比較的寒冷な気候であり、あまり冷たい料理はありません。
ですが急冷できる魔法(竜術)があるので、夏場でも冷えた果汁や天然の炭酸水は手に入りやすいかもしれません。
冷凍ベリーやミカンくらいはいけると思うんですが、バナナはないかな。
卵を使った製菓技術はあまり発達していないので、アイスクリームはなさそう。
めはしのきく商人のヴェスランなら、作ってくれるかも。