三部作に続き、続編の4部にもレビューをいただきました。十三不塔様です。レビュー文がいつも面白くて、ついくだけたお礼になってしまいがちですが、めっちゃうれしいです。ありがとうございます。
【リアナ4 あなたの目ざめる春に】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887869779タイトルが「もう終わらなくてよくなってきた。」なのが、第一の爆笑ポイント。ただ自分でも奇妙にそんな気がするので、半笑いです。
四部は蛇足だなーと自分で思いながら書きはじめたんですが、ただ進めていくと物語としてまとまろうというエネルギーが働くのか、さらに続いていく動きを見せております。単に、ヒロインがまだ暴れたりていないのかもしれません。
「デイやフィルよりリアナが長生きしそう」と言うのにも笑いました。ちょうど、明治生まれのおばあちゃんが無事令和をむかえたというネット記事を見たところだったので。
『戦争で最初の夫を亡くし、再婚した夫が天寿を全うしてもなお元気でサータアンダギーなどかじりつつ、老人ホームで彼氏を作る』みたいな老後をおくるリアナを妄想しました。生命力が強い。楽しい。
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せっかくだから作品をご紹介しておきますね~。今回は、最近のやつ。
『猿よ、猿よ!』(十三不塔様)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889110238『疾走する玉座』の竜猿ラトナの描写から、作者さまの猿愛はつたわってきますが、さらに今作は孫悟空がヒロイン転生。コメントにも書きましたけど、ヒロインは強くてけなげだし、男どもはちょっとダメんずの香りで、庇護欲をそそるんですよね。恋愛脳でSF好きの私の性癖に、すっと刺さりました。よく煮えたじゃがいもに竹串がとおるがごとく自然に。