『伊賀に転移して親孝行する。』を書き終えて、筆者にとっては思いもよらない好評を得たのは、この上ない喜びでした。
歴史ものは、史実との整合性や故人を悪者にしてしまうなどの難点がありますが、もしもそうであれば···、或いは、そうなっていれば···、という夢物語なのですから、単純に創作物語として楽しんでいただけたらと思っています。
伊賀忍者を題材に書き終えて、他の皆さんの作品を読んで楽しんでいたら、一つの作品の主人公の違う想定での物語を書いておられるのを拝見し、筆者も書いてみることにしたのが、この作品です。
壮大な構想など全くありません。ただ主人公と共に歴史の理不尽に抗って、生きてみたいと思いながら筆を進めています。