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behind the scene

Talking with Deadははじめ、カフェで別れ話をするという海外の短編小説みたいなものが書きたくて、2千文字まで何も考えずにキーボードを走らせました。

タイトルはサブタイトルに使おうと思っていたものを、そのままにしてしまいました。英文の題というだけで、どうせ読む人もあんまりいないでしょうから、好き勝手やっちゃおう、と考えた気がします。

世の中には英語が書いてある、というだけでまるでアレルギー反応みたいに嫌悪する人がいるのです。頭がいいアピールをしているみたいで鼻につく、と感じてしまうようです。おかしな話ですけどね。

いざ書いてみると、序盤の三行で気づいていたのですが、いきなり夫婦が口論するという内容になっていて、まったく想像した通りにならなかったので、諦めて冒頭の注釈を足して、ミステリ要素を追加しました。タイトルから、死者との対話と別れ話をミックスしたような、それでいておしゃれな会話劇がやりたいなーという夢は、いきなり挫折したわけです。後半は辻褄をあわせつつ、適当に区切りました。

本当はラブストーリーとか書いてみたい。10代でやんちゃな少年と恋に落ちて妊娠しちゃうけど恋人が不治の病で夭折し、ひとりで子供を育てる決心をするような感じのやつとか。恋に生きて、恋に死ぬ感じのおはなし。いつの間にか絶海の孤島で密室殺人とかになってるかもしれませんけど。

1件のコメント

  • 読んでくださって、ありがとうございます。面白がってもらえたら幸いです
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