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新作「魔法少女に憧れた俺が、魔法少女になるまでのお話。」

 平成三十一年九月一日。未来永劫、この日を人類が忘れることはないだろう。

 その日、外宇宙から突如として現れた謎の知的生命体は、人知を超える超常的な力により、地球の侵略を開始。
 各軍は、劣勢を強いられていた。

 そんな中、奇跡的な勝利を挙げたのは日本軍だった。その快挙の立役者は、なんと一人の少女だったという。

 水色を基調にしたフリル付きのファンシーなワンピース姿で、人類を守るために戦う少女。
 誰が言いだしたのか、瞬く間に少女は、魔法少女と呼ばれるようになった。

 平成三十二年九月六日。魔法少女の活躍により活路を見出した各国は、どうにか侵略者を撤退させることに成功した。

 それから、約一年半。戦争の爪痕は未だに残り、各国は復興のため奮闘し続けていた。それは、日本も例外ではない。
 戦争孤児を含め、戦争被害者たちの受け皿として群馬県の廃校舎を使って高校が始まった。
 そこに通う一人の男子生徒、幸城渚。

 彼こそが戦後療養中の魔法少女、美澄穂乃花、その人で――


 宇宙大戦後の日本で、魔法少女と呼ばれた少年と、戦争により心に傷を残す少女たちのヒューマンドラマ。

 4月14日 午前7時より開幕。

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