読んでくれている皆様、ありがとうございます!
さて、SNSを見ているとかなり目につく話題についてです。
執筆において、何を趣味とするかという話は結構見かけるんですよね。
で、大概引き合いに出されるのがお金を得ているか、ないしは得ようとしているかという話で。
自分が書きたいものを書きたいように書いていたらそれは趣味である。
顧客を考え、そのために売れる物語を考え、そのために書けば趣味ではないと。
同じ理論でこう書き換えていいですか?
自分が描きたい物語を人生をかけて世の中に届けることが執筆であり、読者を意識することはあっても迎合することない唯一無二の魅力を描き出す。
自分が書きたいことは抑えて、売れるかどうか、作家という肩書で生きて行けるかどうかを優先し、自分しか書けないのかどうかわからないけど、失職したくないから懸命に描く。
……どう思うかは皆さん次第です。
私としては、後者のような苦行を行える人はすごいと思いますよ。
でも、私はしませんけどね。
小説を書いていて楽しい人っていると思います。
別に私も、楽しい時がないとは言いません。
でも、楽しみたいことが目的なら小説は描きません。今すぐ筆をおきます。
何が悲しくて、自分をすりつぶして、見なくても良いものまで観察して、解釈し、多様な知識を吸収し、それを自転車操業のように出し続ける苦行を矜持もなくやれるって言うんですか。
要するに、まあ、これは私の持論ですが、執筆が趣味として楽しめる人とは、執筆のスタンスが違うんだと思います。
これは別に、上下や差がある話ではなく、人間は個体ごとに異なる性格をしているというのと同じ話です。
でも、だからこそ、趣味かどうかを勝手に他者の尺度でああだこうだと言われるのは、非常に不快でした。
売れるから作家になったんですか?
作家が生きてたら作品が売れたんですか?
描き続けるその作品は、売れることを最終目標として書いているんですか?
どうなんでしょうね。