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台詞メモ。

YUKIKAZE4
「この世界が運命という台本に描かれた役者が役を演じる舞台だとしたら、さしずめ君はその台本の執筆者……いや、支配者なんだよ」
「僕には器が無い、つまりどんな器の形にもなれるんですよ――『化身』!」
「強くなると言う事が棄てていく事であるとしたら、私は相当弱くなった。 だが弱い事をむしろ誇りたい。 私が私になれたのは、全てこの弱さのおかげなのだから」
「虎弥さんの女運の無さは筋金入りだぞ。 何せ、生まれた時からだ」
「ヒロもヒロだが俺も俺で、徹底的に『愛して乞食』だからなあ。 ヒロが愛してくれなかったら首絞めて殺す。 だから何と言うか、俺達本当に丁度良い具合なんだ」
「三千世界の全てを敵に回し、暁に啼く鴉を皆殺しにして、君は一体何をしようと言うんだい?」
「シロに恋するだけ」
「全人類に神の祝福を、か。 ふーん、良かったね。 でも俺は関係ないから」
「酒呑のおっさんには弟がいた。 桁違いの問題児だった。 人間を殺すのが生き甲斐だった。 だから酒呑のおっさんが自らの手で殺した。 ……過去形で言いたかったな」

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