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木川のん気
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2020年2月5日
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近況ノート
5
2020年7月3日 16:47
自主企画用(2)
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木川のん気
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10件のコメント
木川のん気
2020年7月4日 12:50
うん、『図書館戦争』に星は付かないでしょうね……。
私もときどき考えます。もし村上春樹や有川ひろが、いま20歳くらいだったとして、小説家を目指すためにカクヨムに小説を投稿したら――とかね。
おそらく、鳴かず飛ばずでしょうね。
小説家になろうだったら、読者の絶対数が違うのでまだある程度評価されそうですが、カクヨムはいささか悲惨な結果になるような気がする。
環境のせいで『文芸の新星』みたいな方が登場してこないから、結局、村上春樹や有川ひろが神格化してしまう――。
タイミング悪い時代に小説を書いているなと思います。
あと十年。異世界ブームが始まる前に、小説を投稿していればよかったと。
それでもまだここ数年は、異世界・ラブコメのクソ長いタイトル連中を押しのけて、文芸寄りの作品で書籍化目指すんだ! って反骨精神がありました。
反骨精神という名のモチベーション。
けれど、それにも限界がきちゃった。
読んでもらえれば面白い! って確信がありながら書いても、どうやっても読まれないことに気付いてしまった。
……吐き気しますし、唾を吐きたくなりますね。
ちなみに、私個人としては『短編』は売名として割り切っています。
三上さんが書いておられた通り『短編』を書いたところで、次には繋がりません。しかし万が一にでも大勢の人の目に触れればフォロワー獲得には繋がる。
こういう文章書くやつなんだと、カタログ・パンフレット扱いはできるかと。
もちろん、すべて上手くいった場合の話ですけどね。
書いた作品が☆30くらいでPV100とかで止まったら、ホント何してんだって思います……。
ぬえ
2020年7月5日 08:35
応援コメントありがとうございます。ご指摘を参考のひとつに改稿したいと思います。機会があれば、またご再読下さい。
木川のん気
2020年7月6日 13:12
あくまで私個人の思った事ですので、あまり深く捉え過ぎないでくださいね。
歌夛音よぞら
2020年7月7日 05:58
近況ノート失礼します。
この度は率直な感想ありがとうございました。
個人的な自分語りを……。
それも二度目で同じ作品。前回の感想でボロボロに言われ……あの後直ぐに書き直す判断を下し、現在にいたります。
それでなんですが私も感じてるんです。プロローグは面白い。友達にも言われました。プロローグと第三楽章は面白いと……。
そして例の第一楽章。私的にも前よりは良くなったけど、あまり面白くない……って言うのが正直な感想で……。
しかしどうして良いのか分からない……。
pvは伸びてるけど、もっと面白くしたい。満足できない、もっと磨けるはず……。でも分かんない……。
そんな時です。第二回が発表されたのは。
リベンジの意味も込めて…………そして結果はまたしても負けました。
しかし今回の第二回のアドバイス……またしても、なるほどォォォオオ!! と思いました。
「意味深過ぎて訳の分からない台詞」「あからさま過ぎる伏線」「クロム君の謎の言動」
そしてここからです。
感想をもらってから、ずっと第一楽章の欠点を探してたんですが……遂に分かりました。
『ワクワク感が無い』
そして、
『クロムのしたい事が分からない』
この二つに絞られました。プロローグはずっとワクワク出来るんです。しかし第一楽章は単純にワクワクしない。クロムが分かんない。
よってまた書き直します。
最後に更なる発展のため、幾つか質問をさせて下さい。
①第二楽章はどうでしたか? 個人的には第一楽章よりかは、良いと思っているのですが……。
②やはりクロムの言動に少し意味不明ですかね? 人格を変える必要性が見えてきたので……。
③クロムは『感情移入出来る主人公』で売った方が良いか、『皆の憧れ主人公』で売った方が良いか……どっちが良いと思いますか?
木川のん気様のおかげで、私は《成長》と言う感覚を掴んでおります。率直で個人的な意見ほど、ためになる感想はありません。
もっと面白くします。
木川のん気
2020年7月7日 10:58
何をもって面白いとするか――って、凄いな。返信まで同じこと言ってる……。
第二楽章を読んでいて思ったのは、もう〝一番槍〟の勢いは完全になくなっていた訳ですから、そもそもとして深く読み込まなかった。
プロローグによって〝前のめり〟になっていた状態から、一歩引いて、コーヒー飲みながらの流し読み。
これは、やっぱり〝面白い〟と思っての行為じゃありませんよね。
『良い』という点だけを見るのなら、第二楽章だけに限らず『良い』と思いますよ。『良く書けている』と思う。
(素人がかなり偉そうに、わかったようなことを言いますが……)
これを〝面白い〟に昇華させるには、読者をノせる――アゲる必要がある。
前回、高低差の話をしましたが、プロローグから一章。これで一度『山と谷』ができた訳ですから、また次は『山』を持ってくる必要があると思うのです。
ノせられたか、と問われると。
物語の雰囲気的には、こういうダーク感が好きな人はノッてくると思う。
しかし、作者さんがお気づきになられた通り『クロムのしたい事がわからない』。ファンタジーである以上、流される主人公的な展開になるのは仕方のないことですが――『何してんの? こいつ』って感じちゃうと、ノれない。アガらない。
クロムの主人公像を変えちゃうと、それこそもう色々なところに亀裂が入ってきて、物語をオールリセットする必要とか出てくるので、あまり明言はしたくないのですが……。
それでも言うなら『感情移入できる主人公』でしょう。
全部読んでないのでわかったようなことは言えませんが、この作品のタイトルは【復讐の契約者】な訳でしょう。それなら『姉を天使に殺された』弟として「天使許せねぇ!」と読者に感情移入させるべきだと思う。
がしかし。
前の話に戻りますが『クロム何してんの? 復讐せんの?』と、現状なっている。速足で話を進めろと言っている訳ではないですが、第二楽章ではクロムは姉の事をうろ覚えな訳です。(設定上仕方なくても)クロムが姉のことをうろ覚えになってしまうと、もう『感情移入』どころじゃない。せっかくプロローグで「うわ、姉ちゃん死んじゃった……」って思いが薄れて、読者もうろ覚えになってくる。
これはあくまで〝私個人の思い〟になってしまいますが、「天使許せねぇ!!」となった以上、忘れないうちに早く復讐して欲しいと思うのですよ。
このモヤモヤを――「姉ちゃんかわいそう……」となった感情を晴らしてくれるのは、クロムしかいないのですから。
そのクロムが姉ちゃんのことをうろ覚えになると――読者である私とクロムの間に、隙間……空白ができてしまう。
終始「おいクロム! こんなことしてる暇あったら天使倒しに行けよ!」って思いながら話を読むわけです。
最初の話に戻りますが、これでは求めている展開と違うわけですから、私という個人は〝面白い〟と思って読めません。ノッていない。
コーヒーに手が伸び、Youtubeを見始めます。
ですが、これは本当に〝私の話〟。
私に面白いと思わせるより、私以外の五人を面白いと思わせる方が絶対いい。
書籍化とかアニメ化とか、先を見ちゃうと文字数が欲しいのもわかる。
第二楽章は第二楽章で、おそらく根幹として大事なのでしょう。土台がしっかりしているほうが、話がずっしりしてくるのも事実です。
あとはもう――丸投げになっちゃいますが、作者さんの取捨選択ですよ。
歌夛音よぞら
2020年7月8日 06:02
なるほど。しかし私としては――。
(クロムって復讐の契約者じゃないんだよなぁ……)
確かにプロローグがあれですからねぇ。
クロム、復讐……しかし伏線がもろに関わる。
求められてる展開=復讐。
難い。
ここが私の腕の見せ所って奴ですか。
ちょっとまた燃えて来ました。
個人的に第一楽章が良くなれば、第二章楽章まで繋がると考えてるんです。第三楽章はプロローグ並みに自身があるので……。
また次があれば……またリベンジするかもです。
ありがとうございました!!
木川のん気
2020年7月8日 14:42
……………………ん?
クロムが【復讐の契約者】じゃない……?
そうなってくると……。ええ、凄く難しいと思います。
たとえば『タイトル』と『あらすじ』だけを見たら――きっと多くの方が主人公=【復讐の契約者】だと勘違いすると思うんですよね。
第一印象として――。
姉を天使に殺された→漆黒の天使とクロムが契約→復讐の契約者出来上がり。
今回、私はそういう展開になるのだろうと思って、そもそも読み始めました。
けれど、これが全く違うとなると――。
大切なのは作品の雰囲気とか狂気とか、そっちよりも『ストーリー』になってくる。そして、ストーリーをきちんと読ませる『技量』になってくる。
だから、そうですね。おっしゃる通り第二楽章を飲み込ませて、どういう物語であるかを、十全に読者に伝える必要が出てくる。
第三楽章に読者を〝エスコート〟する技量が大切になる。
せっかくの狂気・雰囲気を二の次にすることになる……そう思う。
全く反対の事を言いだして申し訳ないのですが――。
『山と谷』は……もちろん欲しいけれど、それよりも『継続的な面白さ』が必要になってくると思います。常に飽きさせず、ストーリーをしっかり飲み込ませる『持続的な面白さ』。そして『テンポの良さ』。
いよいよもって、伝わりにくい意味深な言動とか、雰囲気作りの地の文が〝足枷〟になってくる。
正直、本当に難しいと思います。
せっかくの作者さん〝らしさ〟とは、別のところに力を入れる必要がある訳ですから。
しかし成功した場合を考えると――『タイトル』と『あらすじ』で感じた第一印象を〝ミスリード〟として扱うことができるのも事実。
読者に『え!? こういうことだったの!?』と思わせることができる……はず。
大きなメリットはありますが――しかし机上の空論になりかねない、ものすごい難しさがあります。
それを考えると……。
やはり私の言葉を、あまり重く捉えないで頂きたい……。
水ぎわ
2020年7月9日 19:12
どうも!えろ作家・水ぎわでございます!
ていねいなコメントありがとうございました。
で、近況ノートをのぞきに来たのですが、ここの内容は濃いですね!
このままエッセイとして公開してほしい位です(笑)。
ちょっと読んでみて考えたのですが…
短編ってむずかしくないですか?
水ぎわ、自分がもともとロングライターなので、短編では通常運転とは全く違う方向で書いています。
軽トラックが地下に潜る…くらいの方向転換です(笑)。
フライヤーになるかどうか、びみょうなところですね。
短編をフライヤーとして、上手に使いこなしている人がうらやましいです!
あと、過分にも「これまで読んだ中で№2」と言うコメントをいただきましたが。
あの、ナンバーワンはどの作品ですか?
ぜひとも読みに行きたいんですが…
木川のん気
2020年7月9日 19:42
短編を書くのが難しいって話の答えにはならないのですが……。
たかだか3000~5000くらいの文字であれば、細部まで満足できるって私は思うのですよ。
10万文字――それ以上書いていると、やっぱり当然気に入らないところが出てきますよね。しかし5000程度なら全てのシーン。全ての文字に満足いくまで丁寧に書くことができる。
いわゆる〝自分の持つ全てを詰め込める〟って感じですかね。
最大瞬間風速を一つの物語として表現できる――。
私は『これくらい書けますよ!!』って意味でフライヤーになるかな、と。
逆に言えば、それ以上の効果は――役割は担えないと思います。
いくら『読者ウケする』短編を書いたとしても、題材が変わる以上は長編が『面白い』とは限らないですからね。
それを考えると、ご自分の長所が長編にあると思われているのなら、短編に無理に挑戦される必要はないのかな、って思います。
マジでPV吸われますからね、短編に。
さてNo1のお話ですが――。
作者さんに許可とってないから怒られるかもだけど、貼っておきますね。
私のSF好きって感情を抜きにしても、見事な作品です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896043599
水ぎわ
2020年7月10日 19:02
ふうむなるほど…
いろいろと含蓄のあるコメントですね。
たしかに5000字だとかなり書き込める気がします。
いろいろとチャレンジしてみたいです。
あとリンク張っていただいた作品、これからじっくりと読んでみます。
たしかに2%は気になる!
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