ゴール王国はペレネー領の次期領主であるロシュフォール辺境伯の跡取りを決めるイベントが始まります☆
現在、候補は長男アルマンと次男シャルル、それに親戚&友人一同。
取り仕切るは我らが主人公(仮)イレーヌの仇ミシェル・ロシュフォールです。
こいつは天下の往来で無実の乙女に濡れ衣を着せて忙殺した卑怯者の悪党です。
あれからン十年が経ち、卑怯者ミシェルは領主の座に着いて、結婚して妻を娶り、子供を儲けて、その子供が成長して、自分はそろそろ引退しようとしていますwwww
要するに幸せな老後に向けて頑張ってる感じです\(^o^)/
えっ、仇討ちは?
イレーヌがやる気ないので保留にしてたらこんなことになっちゃいましたwwww
あ、やりますよ、復讐☆
イレーヌはもう恨んでもいないし、殺されたおかげで超強力なアンデッドモンスターに生まれ変われたし、厄介な3桁に及ぶ祖先の介護から開放されましたが…復習します☆
いや、復習してどうする!?
宿題じゃいないんですからwww
復讐しますよ、ちゃんと。
とにかく復讐はほったらかしで平和的な軍事パレードです♪
これで跡取り候補が決まります☆
お楽しみください。
キャラクター紹介&世界観はこちら〜>
https://kakuyomu.jp/works/16816700426749852718-------------------------------------------------------------------------
ここまで読んでいただきありがとうございます♪
不穏な雰囲気を振りまきながら軍事パレードが始まりましたぉwww
あ、サブタイトルで暁光帝が観光に来たがってますが、あの龍が来ると跡取り競争もイレーヌの復讐もゴール王国も全部まとめて終わりますのでwww
主人公なのに出番がありません(^_^;)
ここからしばらく領主一家のお家騒動が続きます。
凡愚の父親と凡愚の長男、有能で才気煥発の次男とすこぶる有能だけどやる気のない末娘という、問題だらけのロシュフォール辺境伯家ですね。
イレーヌは純粋にビジネスとして商品を提供しました。
なので、ここから先は領主一家それ自身の問題ですわ。
この当時も瓦礫街リュッダに人化♀した暁光帝がやってきた時代も碧中海沿岸のヒト国家は多くが封建制です。
だから、基本的に長子相続ですね〜
あ、長男教ではありません。魔法がありますからね。
もっと以前、人間が魔法を使えなかった時代は軍事的な衝突が男の体力だけで決着が着いていたのでゴール王国もけっこう男尊女卑の風潮は残っています。
完全な男尊女卑国家は作中だとヴェズ朝オルジア帝国くらいでしょうかね。
いつも暁光帝に踏んづけられている被害者国家なので同情しか湧きませんがwwww
それでもアリエノールほど実力主義を標榜する地域は珍しいのです(^_^;)
他は門閥主義や家父長制or家母長制がもっと幅を利かせていますね〜〜
ちなみに家母長制国家は代表的なのがフォルミカ大帝国ですね。蟻甲人ミュルミドーン族の国が厳密に家母長制ですわ。
そりゃ、アリ人間だから女王アリの支配下にあるわけでめちゃくちゃ家母長制ですねwwww
実力主義は誰もが平等にチャンスを与えられ、誰もが能力に応じて平等に出世する権利を得られるシステムを推し進めます。
じゃあ、理想国家じゃんwwww
むむむ、果たしてそうかな?
さて、そういうわけで次回は『猛獣兵士はどこから来たの? 暁光帝だってアイツラの出自が気になるのかもしれません(^_^;)』です。
請う、ご期待!