ここまで読んでいただきありがとうございます♪
目の据わった幼女がここでも存在感を示しました(^_^;)
5才児、強ぇ☆
ちなみに普通の子供は自分の年齢を知りません。
数が数えられませんからwww
中世ナーロッパをなめちゃいけません。
学校なんてない。
それどころか、ほとんどの親が引き算もできませんからねww
えっ、お買い物したとき、お釣りの計算とかどうするんだって?
貝貨10枚=銅貨1枚、銅貨10枚=銀貨1枚、銀貨10枚=金貨1枚と規定されていますので、たとえば……
【問題】
まさおさんは銀貨1枚を持って、価格が銅貨7枚と貝貨4枚の手斧を買いました。お釣りはいくらでしょう?
【答え】
店員が手斧を差し出します。この時点で銅貨7枚と貝貨4枚の価値です。
これに加えて貝貨を一枚ずつ数えながら「5枚、6枚、7枚、8枚、9枚、10枚」並べていきます。
すでに貝貨4枚分の価値があるから追加するたびにこんなふうに価値が増えていくわけです。
並べられた貝貨は6枚。
これで、貝貨の分が10枚分の価値になった時点で“繰り上がり”が発生して銅貨1枚分の価値になります。
これで元からある手斧の分と合わせて銅貨8枚の価値になりました。
後は同じように銅貨を「9枚、10枚』と追加していけば銀貨1枚分の価値になります。
これらの貨幣と手斧をまさおさんの銀貨1枚を交換すればお互いイーヴンな取引となり。
まさおさんは手斧と貝貨6枚と銅貨2枚のお釣りを受け取れたわけです。
ね、引き算の出番なんてないでしょう?
…ってゆーか、“まさおさん”って誰だよ?
小学校の算数の教科書って謎が多すぎwww
そんなわけで瓦礫街リュッダの住民はろくに計算もおぼつかない&文字も書けない&読めない文盲ばっかりです。
冒険者はさらに学力が低いのでもっとだめです\(^o^)/
いいんですよ、冒険者仲間に会計士もいますからwww
あぁ、クレメンティーナ自身は結構な秀才です。
読み書き計算どころか、数学も得意な賢い幼児なのです。
とりわけ記号論理学が得意で対偶の原理『A⇒B⇔¬B⇒¬A』の証明図が描けちゃいますww
数学が得意……苦労してたんですね(ToT)
さて、そういうわけで次回は『幼女の爆弾発言に女神が驚いています。えっ? 怪物の群れならもう暁光帝が追っ払いましたよ。』です。
請う、ご期待!