• ミステリー

たぶんししおどしの鳴る間隔と同じくらい

時は……、いつでもいいですけれど、雑踏とは無縁の庭、庭です。庭がありまして。
そこにししおどしがありました。
上を向いた竹の口に、引いてきた水が流れる、その音だけがしばらく、耳を澄ますと聞こえてきます。
そしてしばらくすると、かこん。
気持ちの良い音があたりに響きます。THE・風流です。それ以外の何物でもない。

えっと、このアカウントで『Rose's Caress Case』という作品の1話目を投稿してから9ヶ月がたったんですけど、一昨日更新の5話までの文字数が6000字程度。
あまりの少なさに、「これ、一字あたりの所用時間がししおどしの鳴る間隔と同じくらいなんじゃないか」って思ったんです。思ってたんです。


早速計算してみたら ※数字がたくさん出てきます。閲覧注意!

ひと月を秒数になおすと2,592,000秒。(ソースはGoogle先生)

9ヶ月なので23,328,000秒。(もうすでにウワッて感じ)

真の風流ししおどしは1分ペースで音を鳴らします。
÷60で388,000。(全然足りてない!)

とどめに私の書いた文字数6,000で割ると64.8。(すみませんでした!!!)


そうなんです。ししおどしをなめてました。ダブルスコアなんてもんじゃありません。勝てないです。マジですいません。
あんな竹細工風情に負けてちゃ誇りあるホモサピとして終わりなので、今年の敗戦処理として、今月中にもう一回更新すること、来年の抱負として、年間ししおどし鳴動間隔に勝利することを宣言したいと思います。

……今、鬼が笑いましたね。ミルクボーイで。

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