「石喰み」連載完結しました。
初めての連載だったのと、初めて一万字以上しっかり書いて世に出したので実力がありありと見えてしまった分もあります。ともあれ、いい経験になったと思います。
目を通していただきありがとうございました。
以下、裏話的なものを。
元々プロットが書けない性質だが今回は頑張って大まかな流れを書き出した。
その上で五話ほどの連載にしようと決めていた。
なんなら仮タイトルを「五話ほどの短編」にしていたくらい。
五話書いたところで大まかな流れの半分にも満たなかったのでもういけるところまで書こうと決めた。
元々別の小説として五万字ほど全てアドリブで書いていたものがどうしても行き詰って没にしたものを主人公を変えて全く新しいものに書き上げたものが「石喰み」
別の小説の主人公が加瀬と近江なのでこの二人の設定は秋成たちよりしっかりしている。
タイトルをつけるの下手くそ選手権上位入賞者なので全部書ききってからタイトルを決めた。
老婆と女は一応同一人物だがもっとこの辺の出番をしっかり出した方が良かった(特に女の方)
もっと呪いの部分とかしっかり出していきたかった。
元々仙名を出す予定はなかったが思ったより秋成が使い物にならなかったので助けに行ってもらった(秋成を再び近江と接触させるため)
仙名も仙名で何もできる子じゃなかったので早々に退場してもらった。
機会があれば煙吾の話はまた書きたいと思う。
来栖もほんとに名もなき店員だったが鍵をどうにかしたくて来てもらった。
たぶんいろんなことが出来る人。
お気に入りキャラ上位に食い込んできた人。