• 異世界ファンタジー

第121話 海に行くよ! 公開済みです。

5月6日よりエピソード公開をお休みしていましたが、ストックが少し増えましたので投稿を再開します。

現在の季節は梅雨ですが、夏らしいエピソードが欲しかったので、急遽書きました。

湖にも行ったので、次は海かなと。
シャレイラと山に行くと山ごもりになりそうですし……


見出しにもありますが、今回はこの世界の遺跡について掘り下げる予定です。

今編の話数は未公開です。



没パート・・・

シオンが船を魔法で動かす様子を見ていたあとにサクラから疑問を投げかけられるシーンがありました。
オマケシーンでしたが、不要なので没にしました。


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 さすがに全て魔法で動かすのではなく、あくまで動き出すためのきっかけ作りだ。
 それを隣で聞いていたサクラが、なんか疑問を感じて何かひらめいたみたい。

「お兄ちゃんさぁ、この船は帆船だから幌に魔法で風を当てればそれで動くよね」
「うーん、単純に考えると動きそうだけどな。それだと動かないな」
「だってさぁ 幌に風が当たると船って動くのでしょ」
「サクラ、壁に風魔法を使うとどうなる?」
「壁に風が押し戻されて自分が飛んで行っちゃうかもね」
「サクラは風魔法を使う時に、自分自身が飛ばされないようしているだろ」

 頭の中が?マークがついたままみたいだったけどなんとなく理解したみたい。

「あっ!そうなのか壁に風を当てているのと同じなんだね、私が飛ばされないよう踏ん張れば、幌もその場で踏ん張っちゃう訳だから私が船の上で風を送っても駄目なのか」

「そうだな、船の外から風を当てれば動くけど、同じ船の上から風を放っても風が動かないから船も動かないって事なんだ」

「難しいねぇ」
「お前、小学校か中学校で習っただろ?」
「忘れちゃったよ」

 厳密に言えば想定外の方向へ動くかもしれないが、話し出すとややこしくなるので止めておく。

 ただ、その様子をイリスが後ろでニヤニヤしながら聞いている。
 イリスなら魔法の規模が違うから、船の外からでも強風を送れるのだろうと思うシオンだった。

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実は、書くのに結構悩んだのです。
どうやって簡単に説明すれば良いのか案外難しく、頭の中ではわかっているのに文書にすると難しいです。


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