• 異世界ファンタジー

第112話 問い合わせが来ているみたいです 公開済みです

いよいよ、自転車と電動キックボードからキックボードに変えますが、製造編がスタートです。

当然のように問い合わせが来ると思います。
テッサが便利そうに使っていますから。

作中テッサが日本製品を仕入れて売る事に否定的な理由を書きました。
確かに基礎技術がない状態でポンと便利な物を渡されても、使いこなす技術がなければ宝の持ち腐れになってしまうのです。

日本技術がイケイケの時代に、他国へ国内と同等の機械を送って現地生産で安く作ろうとしたら、日本人技術者が離れると品質が悪化してしまうとか、同じ物が作れないとか良くあったそうです。

作中にも某発展途上国の話として書いてみましたが、ここは全部加筆です。

テッサは普通のメイドではないですね……多分。
普通はここまで考えないです。


そして、職人工房組合への話と続きます。
どこでも頭の良い人はいる筈なのですが、一定のルールで研究などが禁止されている事があります。

中世の頃なら神への冒涜とかでその時代で解明できないような事は全て異端として禁止されていたでしょうし。

有名なのはガリレオの裁判みたいです。気になる方は調べて見て下さい。

作中に時計の話を出しました。
高度な製作技術がなければ作る事ができない時計ですが、13世紀には機械式時計が発明されていました。
時計を作る技術があったのに、数百年間機械的な発明がほとんど行われませんでした。

謎です。


反乱に転用できるような技術が民間で発見されるリスクを減らす目的で宗教的な異端で処理していたのかもしれません。

これは作者の推測ですのであまり気にしないで下さい。


作中はそのあたりの事をクリアさせる為に、ドワーフを出しました。
人間族で禁止されているなら他種族ならOKにしてしまえと。

グレーゾーンと書いてありますけど……。


新キャラ二名を登場です。
萌えキャラじゃなくてすいません、オッサンと姐さんです。

女好きヴェルとハンマーで殴るクラフト。
神谷明さんと伊倉一恵さんの声を当て作者の頭の中は新宿の某二人組のやり取りを想像しながら書いています。


次の投稿は土曜日を予定しています。
現在加筆中です。

ここまで来たら書き加えます。


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