• 異世界ファンタジー

第72.2話 三層セーフエリアにて(色々心配なシオン) 公開済みです

いよいよ地下30階 第三層に入ります。
攻略推奨レベルは30以上設定して書いていますが、物語の設定上Cランクが沢山いる感じです。

72話系は元々こんなに長い話では無かったので加筆したら別物になりました。

シオン以外は女性なので絡まれる事を心配するエピソードでしたが、加筆したら違う方向へ進んでしまい、作者の首を絞めそうなエピソード展開になっています。

作中、シャレイラが「死ぬかも」って発言しています。
元々ありませんでした。

消せばいいのに、それを囲むように周りのキャラを書いてしまいましたので、73話から書き直しです。


また、前の近況ノートに閑話を書いていると書きましたが、作者の予想を裏切り長くなりそうなので、さてこれをどうしょう?と考え中です。


あと、没シーンを載せておきます。
こんな感じなのはサポータ限定公開した方が良いのでしょうか?



※シオンが警戒していてイリスがアドバイスするシーンの後に書かれていた話です。シオンは鈍感ですが、作中に女性冒険者パーティの存在を示しています。
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 没1)
 ただし、女連れだからみたいな稚拙な理由で絡まれることはまずないとのこと。

 女性だけで構成されているヒッポリュテやユーリスと言われる冒険者パーティが存在しているヒッポリュテに関してはAランク冒険者がリーダーを務めている事もあり、過去にイキがっている男性冒険者をボコボコにした事でナンパのような稚拙な行為が激減したと言われている。
 ちなみにユーリスに関しては女性至上主義なパーティのため男が近づく事も出来ないそうだ。


「イリス、結局警戒しないと駄目みたいだな」
「心配しすぎなのじゃ、お主もここまで来たCランク冒険者じゃから自信を持っても良いと思うのじゃ」

 イリスはシオンが前よりも精神的に成長して大きく見えている事を本人にそれとなく伝えようとしている。
 でも、シオン本人はこの第三層まで来られた事で周りからもきちんと評価されている事を実感していないのだった。


 鈍感な奴じゃ

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※シャレイラが挨拶まわりに行った時の話です。
 オソースの事もきっちり片付けるつもりで書いていますが、没にしました。
 没2)

「シャレイラ久しぶりじゃん、仲間から報告で上がっているがお前が弟子を取ったのか?」
「今、新人を見ているのです」
「お前が弟子を取るなんて珍しいし、一緒にダンジョンに入るなんて魔獣が大発生とか起こるんじゃないの?」

 シャレイラが話しているのはヒッポリュテと呼ばれる女性の多い冒険者ファミリーの女性リーダだ。荒くれ者が多い冒険者の世界では冒険者は平等だと言われても女性の立場は低かった。
 それをコナゴナに粉砕して新たなルールを作ったのが冒険者ファミリー・ヒッポリュテである。

「久しぶりにダンジョンに入ったのですが、来る途中に貴族に絡まれたのです」
「ケイチャップ家のオソースだね、もう手は打ってあるから心配するな」
「仕事が早いので助かるのです」
「ダンジョン内で女を力で何とかしようとするヤツらは許さねぇから礼を言われるほどの事でもない」

 オソースはシオン達との騒動の後に、ヒッポリュテファミリーの制裁を受けている。
 これは先にボス部屋待ちをしていた冒険者チームが騒動に巻き込まれないように逃げ、ヒッポリュテファミリーに通報した事でファミリーが動く。

 ダンジョン内には女性を守るためにこんな自警団的な事をしている冒険者も存在しているのである。

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