• 異世界ファンタジー

第64.5話 理由のある動き 公開済みです。

64話の続きでちょっと書き足した物です。

本当はシオン達を夜の森に放置して魔獣に襲わせる話もありましたが、削除。
周囲警戒や殺気を感じたりとかの話ですが、これは別のエピソードに回す事にしました。

代わりにシャレイラに小石を投げさせて周囲警戒をさせる話に変えています。



書いてみて思ったのが
修行編が終ると、シオンとサクラが少し残酷になるかもしれません。
まぁ、対人戦が出来るようにしていますので、仕方ないかと。


あと、全然関係ないですが、64話に入る予定だったシーンで削除した物です。
(森に放置するシーンは完全に消してしまいました)


シャレイラがイリスの事をエルフだと気が付くシーン(64話)に書かれていた物です。
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 俺はこの世界に来て歴史的な事についてはあまり詳しく無いが、そもそも普通の人がイリスの事をエルフ族として認識できるのかなと思った。

 テッサさんの話ではこの近辺ではエルフを見る事が出来ない。
 冒険者として入国する事もあるらしいが、パーティメンバーとして入国なので少数であることと、エルフである事を隠しているので、一般の人がエルフをエルフ族として認識する事は難しいらしい。

 国交が途絶えてから百年以上経っている事もあり、マーキュリー領の人達はエルフの事を知らない人も居るくらい。

 イリスの事も隠す必要な無いくらいにエルフ族として一般人には認識はされないと思うが、さすがに遠方に旅をしているような冒険者や貴族のように種族や歴史について知識のある人物には実物を見たことがなくても、特徴などで判断が可能だ。


 多分、組長には既にイリスがエルフだと言う事はバレていると思うが、何も言ってこないので冒険者は問題が無い限り冒険者を詮索しないと言う暗黙のルールがあるので何も言わないのかもしれないとか。


 テッサさんは伯爵家を訪問したエルフの人と会っているので認識があったと聞いている。

 シャレイラの場合は色々な国を旅していたので、エルフの事は知っていた。
 エルフ族が長寿である事と魔力的な能力が桁はずれて優れている事。

 またシャレイラの祖国獣人国の隣りがエルフ族の広大な森と国となっている事から交流も多い事から獣人国では普通にエルフの姿を見る事も出来るようだ。

 このことはシオン達が獣人族の国を目指す事があれば、いずれ紹介したいと思う。

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獣人国が存在して、エルフ国の隣りにある事が書かれています。
また、国交がない状態ではあるけど冒険者エルフの入国自体は行われている事も書かれているので、海運都市ローレンスタインの方にはエルフが立ち寄る事もある事がテッサの話として書かれています。

でも消しました。いらねぇなと。


作者はその辺の展開をまだ考えていません。
森の家から離れるのもどうかなと。


次のエピソードで修行編が終りです。
原稿から公開用に書き直し中です。


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