第60話の後半部です。
この話、後半部分なのでその部分だけとすれば初期原稿は実質1200文字くらいで書いてありました。
だから元々はかなり雑です。
村に到着しました。村が小ゴブリンに襲われています。村人の会話はありません、ラスターとウインクが秒殺して、アイテム化しない事にに疑問も持ちません。アイテム回収して終わり!みたいな話でした。
3400文字でも要約すればそんな物です。
それだけだと61話に繋げるのにちょっと理由が足りないかなと思い加筆しています。
朝の冒険者組合に強そうな冒険者がいるのは完全な加筆部分。
作中二匹が考えているシーンがあります。読者に二匹が考えている意味が通じるかなと作者は悩みました。
それでこんな補足が書いてありました。
*****
ラスターとウインクの間で
『サクラお姉ちゃんは駆除って言ったよね、駆除ってなんだろう?』
『僕たちが餌を獲りに行く時みたいな事かな、倒すだと消えちゃうし』
『じゃあ、消えない方で攻撃しようよ』
と、こんな会話があったかもしれない。
*****
でも作者は上記を消しています。
一応最後の方にシオンの推測が書いてあるので二匹がどうしようか考えて困っていたのはなんとかわかるかなと。
次に作者が悩んだのはサクラが討伐証明となる腰巻きを回収せずに、村人にあげてしまうこと。
書いていてマズイかなと思いました。
村人がトドメを刺しているのだから、腰巻きを得る権利はあるよなとか思うわけです。でも証明する物がなければクエスト完遂出来ないわけで。
そんな訳で本エピソードにはエンディングが二種類
end2
こうしてゴブリンの集団から村を救い、村人からも感謝されるのだが、討伐証明を村人に渡してしまった事。
この選択が悪い方向に進むとは現時点ではシオンもサクラも思いもしなかったのだ。
と言うのも用意していました。
この部分があると次話を読む時に何かあるかもしれないので、少し心の準備ができるのですが、今回何事もなく終わりにしてしまったので、ちょっとだけ次話展開が何だこのやろー、ブチ殺せかもしれません。
そんなわけで61話、ネタバレになりますが、シオン達は妬まれる冒険者に絡まれます。
対人戦ド素人のシオンとサクラ下手に冒険者をブチ殺さないように。62話へ繋ぐためのエピソードです。
まだ加筆修正中ですので、今度こそ明日は公開をお休みするかもしれません。
では。