祝・完結!「姫と宰相の十二ヶ月」のライアスについて解説。※ネタバレしている可能性があります

今日はライアスのお話をします٩(๑òωó๑)۶
ライアスは、本作では頭のいいポンコツみたいな扱いになっておりますが……本当はかっこいいんですよ……。
信じてください。お願いします:( ;´꒳`;):

前置きが長くなりましたが……。
ライアスはエアフォルクブルク帝国の第二皇子として、跡取りになる可能性を1ミリくらい感じながら自分の能力を高めておりました。
文武両道な人です。実は結構鍛えていたりして、エアフォルクブルク帝国内でも「騎士として使える」と評価されています。
本作ではその能力、フィリオーネを運ぶ事など(筋肉部門)にしか使われておりませんが……。
ライアスの兄、ロザムンドともう一人の花姫ナスルのお話で、かっこいい所が見せられる予定です。今後の彼の活躍にご期待ください!

婚活(婿入り作業探し)をしていたライアスですが、他の国々では顔だけのお姫様やお嬢様が多かったようですね。また、頭は良くても性格がきつすぎたり……ライアスは自分が尊敬できる相手を求めていた為、なかなかうまくいきませんでした。
いわゆる、高い理想を持ってしまって結婚できないタイプです。
でも、一応これには事情があります。母国に迷惑をかけない為でもあるのです。妥協できないのも納得ですね。

そんな、国のことまで考えられてとてもしっかりしているように見えるライアス、意外とブレまくってます。フィリオーネとは全然違いますね!
ここは、フィリオーネが好きだという気持ちに振り回されて冷静さを失っているからです。そう……彼は恋愛が関わると冷静なつもりで全然冷静じゃない人なのです(自覚症状のない酔っ払いですね)。
恋愛偏差値が低いライアスと、恋愛偏差値測定不能のフィリオーネ。どう考えてもまともに恋愛できるはずがなかったのですね。
恋愛偏差値が低いが為、ライアスはとりあえず兄の助言通りの行動を取るようになります。茶番の始まりです。
でも、ライアスがフィリオーネを想う気持ちは本物で(本編の浮かれ具合や悩み方には、誰もが生あたたかい視線になったはず)、そして彼自身の優しい性格もあって(そのせいでマリッジブルーになったり、なんやかんやあったりしましたが)、なんとか落ち着くところに落ち着くのでした。
まぁ、良かったね……。うん。


明日はライアスの兄、ロザムンドの話をしたいと思います!

↓本編はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330667619158591

ライアスのお兄様が出てくる短編あります!
↓短編①はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16818023211725769652

↓短編②はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16818023211882757045

↓短編③はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16818023212043780163

恋愛部門でカクヨムコン参加中です!
よろしくお願いしますm(*_ _)m
※イラストは姫と宰相の2月用のキービジュアルです

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