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骨組みだけの傘を、持って歩いている人を見た。彼は、ポロポロの衣服を着て歩いていた。たぶん浮浪者だろう。その彼を見た時、同じ世界にいる様な気がした。雨が降っても、傘は差したく無い濡れるけど、恵みの雨だ。でも、恋人がいたら、相合傘で、歩いて帰りたい。だって、二つの違う世界が、一つになるんだよ、ロマンチックじゃないか。恵みの雨を避けて、二人の世界になる。肉体的に、一つになるより、ずっといい。

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