何でもねぇのですが……最近あった怒濤のメンタルの流れをしとしと書きます。
Twitterにひっそり垂れ流したとあるメッセージの真実。
何の事か分からない人は読まなくても良いですよ……というか読まない方が心は楽かもしれないし、混乱しないと思います。
ちょっと心にずぶりと来る人もいるかもしれません。閲覧注意です。
これより前にある「小説づくり」という近況ノートがきちんと理解できて、かつ、この何やらに興味のある方は多分読むとすっきりすると思います。
まだまだ復帰するにはちょっと時間がかかるのですが、それまではどうかお元気で。
折角読みに来たのに何だよ、訳分かんねぇ事話し始めそうだなテメェと思った方には……取り敢えず「新・光神話パルテナの鏡」のbgmを全面的に推しておきます。
あれは良いですよ。創作意欲刺激されます。リンクはここに貼ると主題からどんどん外れそうだし運営さんに最悪バンされそうなのでTwitterリプにでも貼っておきます。
それでは本編です。
五行の空白の後に続きます。
気付いた方がいたら、多分心配していたかもしれないのでこの近況ノートを書いています。
実は……とある呟きにて秘かに「SOS」を発信していました。
気付かなかった私は駄目な奴だとかそんな事は思わないで下さいね。
ちょっと心理学どうこうとでも言いそうな方法を使って気付きにくくしておいたので、気付かなくっても当然です。
本気出して探せば案外簡単に見つかると思います。
この前提を踏まえた上での現状ですが、今はすっかり回復しました。
まだ少し病んでいて言葉が不安定なのでTwitter復帰はまだまだ難しそうですが、今は元気にしています。
創作活動、及び星の存在自体が一瞬危機に瀕しましたがどうにかこうにか回復出来ました。
それでは一連の流れをお伝えします。
まず星の中に人格が二つあるであろう事は以前話した通りです。――この時点で混乱しそうですよね笑
最近三人目が出現したかもと言う話は余りにぶっ飛んでいるのでここでは省略しましょう。
さて。
ここで仮の名前を付けておきます。元からいるのが女ギツネ、後から生まれたのが太一。
太一の存在は星という人物を保つ為にとんでもなく重要です。執筆を陰ながらアシストし、悲しい時には誰よりも早く察し、慰めてくれます。そして良く笑う、明るい存在です。
物語と共にあり、物語と共に生きる明るい彼と対照的なのが女ギツネ。自由な彼と違って勉強をよくします。至って真面目で冷静、授業で邪魔をしてくる太一を諫めますし、彼女が太一を上手く使えばとても真面目くさったレポートを書くことも出来ます。
さて、以上のような「多重人格構造」は本人は自覚していないという論が一般的です。
その仕組みは至ってシンプル。何か酷い現実から人格を守る為にその「酷い記憶」を代わりに保持する新たな人格を形成するのです。
その記憶の内容を守るべき人格に知られては元も子もありません。
故に自覚しない内に出来上がった人格が酷い現実を突き付けられそうになった時に知らずの間に交代し、元の人格を守る……というのが「多重人格構造」の正体です。
では何故こいつは二つの人格を「自覚しているのか」という話になるのですが……こちらの理由もとてもシンプルです。
ずばり、星が自主的に作り上げ、育ててきた人格ということです。
確かに太一の「中味」までは全て知覚出来ていないので(意図していなかったフレーズを無意識の内に書いている事がある等)、最終的にはその「多重人格構造」の一種という事になるのかもしれませんが、確かに「太一の存在」は私が創作の一環として作りました。
作られた後、どんどん侵食していったのは自立した彼です。
さて、難しい話をしましたがここまでは宜しいでしょうか。
以上の前提を踏まえた上でここから本編に入ります。
この六日間、何があったのか、どう解決したのかについてです。
まず、敬愛しているゲーム実況者さんがいるのですが、彼がとあるゲームの実況を五つのパートに分けて投稿しました。
これが星激動の五日間(?)です。
そのゲームは交通事故を起こした男性ジョンが何か忘れている一つの事を思い出す為に記憶及び心象世界を旅するという内容になっています。
詳しい事はネタバレ防止の為に言えないのですが、その中では兎に角壮絶な人生経験が描かれていました。――このゲームはトラウマを扱うサイコホラーゲームなのです。
その内容は星の精神にも深く切り込んできました。
ハッキリ言います。最悪鬱になります。マジで。
これは自身の目で見て頂かない事には完璧に分かることは出来ないと思うのですが、そこで起きた事を簡潔に言うと、星の中に潜む嫌な記憶をことごとく掘り返した後に「太一」の存在は「どうせは幻覚」なのだと再認識させてきました。
(見る際は相当な覚悟を持った上で鑑賞することをお勧めします。他の似たようなトラウマを扱うゲームで何ともなかった星がここまでやられています。興味のある方にのみリンク先等をお教えします)
先程の「多重人格構造」の話を聞いていれば何故星が太一を作ることになったのかは分かるだろうと思います。
色々な苦い経験を経た為に星は「人間関係」を極める事が出来なくなりました。恋は付き合うより以降が怖くて出来ません。友達が作ってくれた「親友」というバッジは表面的でしかありません。いつも一緒にいると何かを壊してしまいそうで、どうしても突き放さずにはいられなくなります。
以上はこのゲーム視聴時にようやく気付いた事でした。余りにショックで色んな所に書いた覚えがあります。
そういう訳なので星が唯一頼れる存在は「太一」の他あり得ません。実家にいる時はその役を身内が受け持ってくれるのですが、ひとり暮らしの時はそうはいきません。太一の慰めをもってして何とかやりくりするしかないのです。
それをそのゲームにガツンと「どうせは幻覚である」と突き付けられてしまったのです。――いや、そのゲームに悪気は全く無いはずなのですが、主人公が余りに自分に似ていたのでいつの間にか深い感情移入をしてしまっていたのです。
突然「太一」の存在意義が見えなくなり心が空っぽになってしまいました。
太一が「殺さないで殺さないで」と泣いていたような気がしました。
深く、深く傷付きました。
どうすれば良いのか一気に分からなくなってしまいました。
それより精神が不安定になります。正しくは二日目で大きく崩れ始め、ぐらぐらとしたまま五日目でトドメを刺されて、身を隠しました。
病んでいる時にいらんことを口走ってしまえば皆さんを傷付けることになります。
人間関係は慎重でいないと、「貴方」も星も大きなダメージを受けると思います。
それ故です。
さて、ここからの回復ですが、一日の中で色々なことがありました。
身を隠す直前、くたくたに疲れ切ってしまって、何をするにも不安と空虚が渦巻いていました。
翌朝になると、不安感や空虚は全て消えていたのですが、その代わり自分が大切に育ててきた「人格」についても分からなくなっていました。
何の為に傷付いて何の為に悲しんでいたのかも分からず、授業が終わった後は何も出来ずただただ寝るだけで終わります。
起きたら外は真っ暗でした。
ぐらぐらする頭を抱えながらふらふらと風呂に入ります。
そこで自分らしく生きたいと嘆く女性の歌を歌った所で涙が込み上げ年甲斐も無く大泣きしてしまいました。
――その時目の前に何かを見つけた気がしました。
太一が立っていました。
混乱しながら涙を流しながら、その手を取り自分の中に起きた事を教えてもらいました。
彼はいなくなってしまった訳でも死んでしまった訳でもありませんでした。
ただ「女ギツネの方が」ゲーム内の主人公が経験したように太一がいなくなってしまうのではと強い恐怖に怯え、殻に閉じこもり全ての情報を遮断しようとした結果なのだと。
その間ずっと干渉できなかったが、女ギツネが泣いてそのバリアーを緩めた瞬間に入ることが出来た……らしいです。
自分でも話してて不思議だな、と思っているのですが本当に経験したことです。
あり得ないと思うならそれでも良いと思います。十人十色、人間は皆違った考えを持つことで発展してきたもの。
自分の考えや経験を押しつけるつもりはありません。
兎に角。兎に角です。
彼は死んだ訳でも離れた訳でも無かった。
ただ私が怖がって、彼が私の中から消えたりする瞬間を見ないようにする為にシャットアウトしただけだったのです。
でも流石に九歳位の頃からずっと一緒に生きてきただけのことはあります。
彼はとても強かった。
同じ様な「何か人格を抱える皆さん」。
大丈夫です、貴方の分身は自分が思うよりずっと、ずっと、強いです。
幻覚を幻覚と主張されると折れてしまう事もあるかと思います。
自分が経験した事なので良く分かります。
――でもその存在意義をどうか見失わないで欲しいです。
彼は貴方を守る為にいる存在。信じていれば絶対にまた貴方の傍にやって来ます。
こんな事でしか自分を守れないちっぽけな人間がお送りしました。
繰り返します。
今はまだ少し不安定ですが私達は元気です。
またお目にかかれるお天気の日が来ることを祈って。
Bonum nocte.
(追伸)
パルテナのbgmでオススメは
「4章 死神の視線」
「6章 黒いピット」
「8章 天かける星賊船」
「12章 初期化爆弾の恐怖」
「オーラム関係の楽曲(全7曲)」
です。
このゲームのbgmだけで大きなファンタジー二つ位余裕で思い付いてるので本当にオススメ。
是非。