各地で、活動や労働の制限が解除されて、ようやく新年度を本格的にスタートできる方もいらっしゃるだろうと思います。
最低限、守らなければならないことを継続させて、あとは、心の羽を伸ばして初夏を迎えたいものです。
私も、本日が在宅勤務の最後の日となり、来月からは通常の勤務シフトに戻る予定であります。
在宅勤務といっても、家の中でできることはほんの少しで(きちんと勤しんでいる方もいらっしゃいますが)、あとは、ほぼ、毎回、畑に出て、石を掘り出していました。
翌日、出社すると「ねえ、鈴懸さん、どうして日に焼けているの?」なんてお小言をもらっていたりしましたけど(笑)
さて、新しい小説をアップし始めました。
今年の1月に投稿した短編『訪ねてくる女』の続編的な、スピンオフ的なお話です。6人目に登場した玲という女とは、他の女性よりも遥かに長く付き合って、しかも、結婚までしましたが、1年と1カ月で離婚しました。
その玲と、二人が出会った街で13年ぶりに再会するところからお話が始まります。
ドロドロかどうかは別として、立派な不倫のお話ですので、お気に召さない方はお読みにならない方がいいかと思います。
けっして、正しい生き方をしている二人ではなく、間違いだらけの男と女のお話を、果たして、最後まで書くことができるかどうかわかりませんが、おそるおそるスタートさせました。
この小説では、これまで、カクヨムに投稿してきた詩や短編で登場したエピソードや場面を散りばめていこうと考えています。今まで、私作を読んでいただいた方には、読み覚えのあるシーンが登場するかと思いますが、そんなところでも楽しんでいただければ嬉しいです。