あけましておめでとうございます。
おとうふメンタルの作者こと幸塚良寛です。
はじめての方は、『はじめまして。拙作までお越しいただき有り難うございます』
既読の方は、『書きかけのおはなしをほぼエタらせてしまって申し訳ありません』
……いや、何をどう言えばいいやら、と言うか、何をどう言ったところで言い訳なんですが……。
とにもかくにも、『宇宙戦争/巡洋艦〈あやせ〉の戦い』(ばかりでなく、他のおはなしも)を中途で放り投げてしまって、申し訳ありませんでした。
今更ながら、なんですが、これまで何をやってたか、と言うと、
書くのに飽きたとかではなく、純粋に書けなくなっていました。
原因は拙作『宇宙戦争/巡洋艦〈あやせ〉の戦い』に寄せられた評――『煽り文句に偽りアリじゃん』でした。
『大倭皇国連邦。
あまたの星間国家がひしめく〈ホロカ=ウェル〉銀河系の一隅を占める小さな国。
その小国に生をうけ、辺境の惑星に暮らすひとりの少女のもとに召集令状が届く。
その地へ向かいつつある戦闘航宙艦、巡洋艦〈あやせ〉を任地とし、ただちに出頭せよという。
急の報せに日常を奪われ、夢を砕かれして、少女は旅立つ。
少女の名前は、田仲深雪。
恒星間宇宙を舞台とし、戦争が、はじまる』って、アレですね。
コメントに曰く、
『にもかかわらず、このおはなしは主人公の女の子の一人称表記になってない、どころか、主人公役としても確立されていなくて、バイプレイヤーであるはずの他のキャラ中に埋没してしまってる。
『――ダメじゃん』
と。
……いや、ヘコみました。
指摘されれば、それはまったくその通り。
作者的には、〈あやせ〉という一隻のフネ、また、その乗員たちすべてが主役で、それが戦争という苦難を切り抜けていく――いわば、戦争映画の潜水艦モノとか、『スタートレック』みたいなノリでおはなしを考えてたんですけど、やっぱり、それは、『煽り文句に偽りアリ』
主人公がキャラ立ちしてないどころの段じゃありませんでした。
で、
まったく書けなくなりました。
メンタルが超・絹ごしのおとうふですから、もぉ、ぼろんぼろんのグズグズ、粉々です。
とはいえ、幸い(?)だったのは、心の強さがおとうふならば、頭(記憶力)の弱さはザルで水を汲むがごとし。
時の経過につれて、形状記憶合金のようにヘコみは徐々に修復されていき、なんとかリスタートしよう! というところまでアゲアゲ(?)な気分になんとか復調できました。
……気がつけば、早や一年以上の時がたち、今・浦島太郎な気分でもありますが、お恥ずかしながら、おはなし群をここに再開させていただきます。
というワケ(?)で、
はじめての方は、『はじめまして。拙作までお越しいただき有り難うございます』
既読の方は、『書きかけのおはなしをほぼエタらせてしまって申し訳ありません』
楽しんでいただけたなら幸いです。