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2022年2月まとめ カクヨムコン7と歯医者と久々映画とアンチャーテッド

冬季オリンピックが中国で開催、閉会した。ロシアがウクライナに侵攻、トップニュースがコロナからとって変わった。


歯医者に5億年ぶりに行った。予約をした時は少し腫れて痛かったのだが、痛くなくなったので、「歯が痛くないのに歯医者へ行く」という人生の実績を意図せずして解除するに至った。


実績解除、というのはXbox360というゲーム機で発売されたゲームにおいて、例えばスーパーマリオを例にすると、「初めてのBダッシュ(15点)」「キノコを取ってパワーアップ!(15点)」「クッパ撃破(20点)」などと、細かくタスク(=実績)が設定されており、一個ずつ条件を満たす事でタスクを達成つまり実績解除に至るという仕組みのことを指すのでございます。合計1000点のうち、800点まで解除したら「結構やりこんだなぁ」と満足感も得られ、解除の状況もパブリックに公開されているので「あ、この人結構このゲームやりこんでるな、友達になれそう」とか、仲のいい友達の実績を見て話題のキッカケになったりする。思わずゲームで遊ばない人に向けて実績解除の説明をしてしまったが、きっと三分の一も伝わっていないような気がする。プレステのトロフィーシステムは実績解除のパクリ、と言いたいだけなのかも知れない。


新歯医者でレントゲンを撮り、三箇所ほど治療をしていく事になった。被せた所が取れた穴ポコは、仮とは言え3秒で塞がった。こんな簡単なら早くくればよかったな、と思った。歯医者に行くといつも同じことを思ってる気がする。「もっと早く行けばよかった」。これが歯医者に「なんでもっと早く来なかったんですか」と言われると、得も言われぬ怒りを感じてしまうので不思議だ。口の中を覗かれながら「あ〜」とか「ふうん」とため息をつかれるのも大変腹ただしく思う。新しい歯医者さんはそういう事をしないので、安心して治療を受けていきたいとおもっております。歯石とりたいよな、まず。あのツルツル感最高ですので。


昨年12月頭から長編を書き始めて、1月末に至るまで映画を観なかった。僕は結構映画をアマプラで鑑賞する頻度が高い方なので、2ヶ月以上映画を観ないというのは珍しい。しばらく映画を観なかったせいか「今日は休みだ映画を見よう!」という気持ちになれなかった。これは映画を見る習慣が途絶えたのも原因の一つとしてあるとは思うのだけど、昨年の12月以前にグッとくる映画を観なかったからというのも大きいような気がする。というか、映画を観るという姿勢においても、携帯を弄りながら適当に流してみたりして、あんまり真剣ではなくなっていた。だからこそかぶり付いて観ちゃうくらい面白い映画というのは希少になってくるのだけど、かぶりついて観ちゃうくらい面白い映画を探す為に携帯をいじりつつ映画を眺めるというのも本末転倒な気がするので、今年は映画を見る時は(極力)携帯を触らないというルールを設ける事にした。その結果として、休みの日に「よし、映画みるぞ!」という気持ちを作るのに、あ、気持ちを作るとか言っちゃったね、ごめんね、ほんの少しだけ覚悟というか、勇気が必要になったというのもある。テレビの前でしっかり映画観るって、おじさんくらいの歳になるとしんどいの内に入ってくる領域かもわからん。若者は出先で休憩時間中に手元のスマホで観たりしてるんで凄いよな。見かける度にその昔、「レンタルVHSで見る映画は映画じゃない論争」について想いを馳せるおやじムーヴをキメてしまう。


とはいえ、何を観ればいいのか分からないので、「映画観るのしんどいな〜」とうじうじ思っていた(じゃあ見んなよ、というツッコミはよく分かる)ら、うちのDIGAに「ダイハード」が録画されていたのでとりあえずこれを観る事にした。僕は好きな映画三つに「ロボコップ、ダイハード、アマデウス」を挙げているので、チョイスとしては至極真っ当な気がした。そしたら、めちゃんこ面白くて最高でした。時間枠の関係かひどい終わり方になってたけど、それも味として大変良かった。深夜にやっていたようなので、駄目大学生が初めてこれを観て映画大好きになったりするんやろな〜グフフ、などとここでもまたおっさんムーヴをキめ、幸福な気持ちになると同時に、「おっさんダイハードが好きってww好物ハンバーグおじさんかよwww」と内的大学生になじられる気持ちも芽生え一瞬心が蓋がれたが、女子大生になじられるんだったら悪くはないかもなぁなどと思い直しやや回復した。HPゲージでいうと2ドットくらい回復した。「好きなのはヌーヴェルヴァーグ全般、ですかね。あと、ヒッティコックも少々」とか言ってみたいよな。真顔で。ヒッティコック。


ダイハードで映画観る欲が回復したので、そこから12モンキーズをアマプラで観たり、ジョゼと虎と魚たち(実写版)を観たりして、だいぶ楽しめた。でもやっぱり中盤のダレポイントでついスマホに手が伸びてしまったりして、あ、いかん!と思い直して画面に向き合ったりした。12モンキーズはブルース・ウィリス繋がりで再鑑賞となったのでございますが、途中から「じゅわいよくちゅーる・まき」が頭から離れなくなって、大変切ない映画であるにも関わらず、日本のCMで訳の分からないシリアスな演技をするウィリスが視界をオーバーラップして「ジュワイヨクチュールマキって何だよ」の怒りがだんだん溢れてジュワッた。ジョゼの方は妻夫木の常時安定した髪型に不思議な思いを馳せた。しっかり画面と向き合うと見る場所が違ってくるんだね(無垢な口調)


そうした訳で、どういう訳だこのやろう(分裂)、僕が超絶大好きなウルトラ足綺麗ほっぺ可愛い天使実力派声優雨宮天さんが吹き替えを担当したというアンチャーテッドを観に行った。吹き替え版を映画館で観るのは久しぶり過ぎてちょっと覚えてないんだけど、推しが吹き替えをするなら観にいかなければならぬ。1200円で超絶デカ音声で推しの吹き替えが味わえるのなら、行かねばならぬ。同名ゲームの映画化という事で、僕は三作パックが安売りしてる時にPS4版をダウンした。30分遊んで「ヨシ!」になるいつものパターンだった。女性が三名くらい出てくるんだけど、「ハハーン、これが推しの吹き替えした声か」と思ったら二回くらいハズしてしまい、試されてる感がすごかった。最初悪者の女性の声をあててるのかと思ったら違ってやんの。自分がニワカじゃ済まない残念なファンである事がバレてしまった。でも、最終的にはちゃんと当たってたし、推しのアテレコ最高でした。特に最後のセリフが最高でしたし、観てる側としても吹き替えを担当してる女優さんがだんだん天ちゃんに見えてきてお得感が半端なかったです。面白かったし、観て良かったなぁと思いました。朝9時からなのに結構お客さんも入っていて(春休みだったんだね)、若い男子達を勝手に青き民認定して心の中で握手をした。本当はアントニオ・ヴァンデラスファンだったのかも知れん。観てる時に、「こいつすげーアントニヲ・ヴァンデラスっぽいな〜」と思ったら本当にヴァンデラってて驚いた。とても面白かった。


2月のザンクとルーペの読書感想文ツイキャスの対象図書は「教育」遠野遥著

冒頭から僕好みで最高に面白い小説でした、という事を語らせていただいた。次回も同著者「改良」とその場で決めちゃうくらいの盛り上がりでございました。お暇なら是非!

https://youtu.be/Kz466hUBz9E





2月は特になのもなかったので、どうでもいい事を長々と書いてしまった。
3月は長編の続きを書きたいと思うております。
読者選考期間中に読んでいただいた方、お星をいれていただいた方々に感謝申し上げます。
選考期間が過ぎた後に読んでいた方々にも感謝です。
KACしながら、書いていく!
今月もよろしくお願い申し上げます。


観た映画

ダイ・ハード

12モンキーズ

ジョゼと虎と魚たち(実写版)

コメント

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