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6月まとめ

一発目は映画の感想だけを綴るスレッドを立ち上げて、まず最初に映画「ある愛の詩」のメモを書いた。村上春樹のノルウェイの森はこの映画をパクった、という趣旨だが、その論拠は単なる「村上膜」でしかないという衝撃のどうでもいいメモだ。読んで誰が得をするかはわからないが、書いた僕はすっきりした。一回目に書いたやつよりはマシになった。消した一回目のやつ、絵文字とか入ってた。やっぱり文章を一定時間置いておくって大事だと痛感した。書く時・書いた直後って正気ではない。色々見失ってる。

二発目はティッシュを食べる祖母の話。毎月二十五日までに何かしらの文章をあげる計画を実行したまでだ。というドヤ顔だが、実際アップしたのは二十六日で早速出鼻を挫かれた格好である。消費期限じゃないんだから、日にちを過ぎたところで誰も困らないし、文章を磨けば一日くらいズレたところで「どうという事はない」。という口実で、三十年くらい不朽の大名作になる作品を放置してる将来の作家様が五十万人はいるんだろうな、ということを肝に命じておきたい。

奥さんが「何書いてるの?」って聞いてきたので、「おばあちゃんがティッシュを食べる話」って答えた時、「ふーん」って興味なさそうに返されたのが個人的なハイライトだった。「ふーん」て。って普通に思った。他に言うこと無いんかい。僕だったら、奥さんが真顔でそんな事を言い出したら病院へ連れて行くけどね。

ともあれ七月も何か書く。二十五日までに、五千文字くらいで。
頑張ろう。

6件のコメント

  • 空気の中に変なものを、はもちろん、ティッシュを食べる、他エッセイも、おもしろく読ませていただきました。
    すでにずっと文章で仕事をしてきたのではないかという、余裕と、感受性と、安定感があります。タダで読ませてもらっていいのかな、と。
    「生きている感じがした」という素直な表現、全くその通りです。生きている感じって、生きるために、食べたり寝たりしていた今までって何だったの、って気づく感覚です。

    なんだか、私の文章を読んで頂いているようで、申し訳ない反面、嬉しいです。
    長いですよね、夫も、一年くらい放置してやっと読んでくれました。でも、娘は案外、スラスラ読んでくれました。あれは、一応少女向けに書いていますからね。
    読むの、全部じゃなくてもいいです。むしろ、何が読むのに苦痛か、とかが知りたいです。
  • 机田 未織様
    コメントありがとうございます!
    お褒めいただきありがとうございます。
    前から書くのは好きだったんですけども、こうして不特定の人に見せる為に投稿するのは初めてなので、☆や♡をいただいたり、コメントで面白いって感想を言っていただけるのが本当に嬉しいんです。前だったらそれが逆にプレッシャーになったりしたかも知れませんが、もういいおっさんなので、いつの間にか気にしない方法を身に付けたみたいです。良いか悪いかはわかりませんけども。

    机田さんの小説を読ませていただいて、正直に申し上げますと、一回目は途中で挫折したんです。でも翌日くらいに、ちゃんと読むべき大切な作品であるような気がして、一回読了。その後、今に至るまで何度か分けて読ませていただいている次第でございます。しっかり言葉を捉えて読み進めると、文章が連なって重厚な味わいを醸す「文学作品」を読んでいるような気分になるのです。僕が読むスピードが早くないので、読んでる途中で消えてしまうと悲しい気持ちになるので、近況ノートにお邪魔させていただいた次第でございます。スラスラ読める娘さんは将来素敵な文章を書くのではないかと拝察します。少女向けだったとは…物を書くおっさんにもだいぶグッとくる話でもありますよ。窪みに水が溜まる描写とか、暗い地下で監禁されて模写するところとか、「埋める」の意味とか、そういうの。素敵だと思います。また読み終わったら、感想を書かせていただきますね!
  • こちらに書くと目に止めていただけるかと思い、書き込みます。
    遅くなりましたが、長大作の感想、書評、ありがとうございました。
    家族みんなで回し読みしました。
    とにかく皆、絶句で「この人、ほんとに読んどるなあ。ていうか、お母さん、ここまで深く考えて書いてないじゃろ?この人、読み込んでくれとるなあ…」(スイマセン、こちらの方言丸出しです。)
    この小説は二年かけて書きました。どっちかというと、小説を書く時間は、リラックスタイムです。感覚が先立って書いています。一定時間寝かせ、後で読み返してストーリーに組み立てるようなおかしな書き方です。ですから、飛び石、言い当てています。
    「後ろの石を確認しつつ、飛び石を飛び超えていくように読み進む」その感じって、かなり苦しいことでもありますよね??スイマセン、お疲れさまでした。
    この書評を読んで誓ったことは、もし誰かに書評を書くなら、しっかり読んだしるしに書く、ということです。

    江戸川台ルーペさんには色々、学ばされます。



  • こんばんは!
    こちらにコメントありがとうございます。僕が書いた感想を家族で回し読みって、ちょっと想像してませんでした。嬉しいです。イエーイ!家族のひと、見てるー!?なんちゃってー。小説を書く事が家族に周知されてるって素敵な環境ですね。僕は奥さんには最近言いましたけど、実家の母や兄や職場の人には隠してます。いわば隠れキリシタンみたいなもんです(引きずってる)。

    本当に、机田さんが、二年間掛けて書いたに相応しい読み応えでした。素晴らしかった。ノッてる時とそうで無い時も文章に出てた気がします。読んでて苦しいところがあったとすれば、やっぱりシロタさんかなぁ…、と思いますが、一番会って話してみたいのもシロタさんです。逆にもっとエキセントリックな事を言って困らせてみたい気がします。絶対負けるけど。…不思議なもんですね。やっぱり小説だろうと何だろうと、一癖ないと愛され要素にならないのかも知れません。僕こそ学ばされてます。

    「これは一発、気合い入れた感想書きたいな!」って思う小説に出会えるのも、カクヨムならではだなぁと思いました。こちらこそ、いい機会をありがとうございました。家事とか仕事とか色々おろそかにしない程度に、お互い物書き活動を頑張りましょー。新作も読んでますよおお。家族の人みてるー? イエーイ!(二回目)
  • わたしも、実家や職場の人には内緒です。
    ただ、職場ではよく記録を書くのですが、「机田さんの記録好き」って結構言われます。
    (そりゃ、家で小説書いてますからね。)とほくそ笑むわたし。
    おろそかなってるのはいつも小説の方ですよ。
    そんなの気にせずどっぷり書けたらどんなに優雅でしょうね。
    でもそうなったら急に書きたくもなくなるのかもしれません。
    お互い、この環境を楽しんで物書き活動していきましょうね。
  • 優雅にどっぷりハマり込んで書いたら突然
    「書きたくない!」ってなりそうですよね。
    覚悟決めて毎日映画観て本読んで運動して物書いてって
    やってみたいですけど、ちょっと怖い。
    楽しんでこその物書き活動、継続していきましょう!
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