一発目は映画の感想だけを綴るスレッドを立ち上げて、まず最初に映画「ある愛の詩」のメモを書いた。村上春樹のノルウェイの森はこの映画をパクった、という趣旨だが、その論拠は単なる「村上膜」でしかないという衝撃のどうでもいいメモだ。読んで誰が得をするかはわからないが、書いた僕はすっきりした。一回目に書いたやつよりはマシになった。消した一回目のやつ、絵文字とか入ってた。やっぱり文章を一定時間置いておくって大事だと痛感した。書く時・書いた直後って正気ではない。色々見失ってる。
二発目はティッシュを食べる祖母の話。毎月二十五日までに何かしらの文章をあげる計画を実行したまでだ。というドヤ顔だが、実際アップしたのは二十六日で早速出鼻を挫かれた格好である。消費期限じゃないんだから、日にちを過ぎたところで誰も困らないし、文章を磨けば一日くらいズレたところで「どうという事はない」。という口実で、三十年くらい不朽の大名作になる作品を放置してる将来の作家様が五十万人はいるんだろうな、ということを肝に命じておきたい。
奥さんが「何書いてるの?」って聞いてきたので、「おばあちゃんがティッシュを食べる話」って答えた時、「ふーん」って興味なさそうに返されたのが個人的なハイライトだった。「ふーん」て。って普通に思った。他に言うこと無いんかい。僕だったら、奥さんが真顔でそんな事を言い出したら病院へ連れて行くけどね。
ともあれ七月も何か書く。二十五日までに、五千文字くらいで。
頑張ろう。