2月8日になりました……2月には上がってると思う、とはなんだったのか。
読んでいただきありがとうございます!アクイラとリラの出会いの話、いかがだったでしょうか?書きながら私の脳が稼働を停止していたので、些か読みにくい部分があったかもしれません。申し訳ないです……
祝呪の辞でアクイラが鳥の上から見つけた運命の人と、ようやく会うことが出来ました。
……グティエレス家の人は、王座につくか恋人の前にいるとき以外では方向音痴、コケる、時間感覚がおかしい、アホの子などどこか抜けています。アクイラも元々極度の方向音痴で、目的地に永遠にたどり着けないほどでした。
しかし、リラに会いにいくことを決めてからはずっとしっかり者になっています。人が変わったような友人にヴルターが驚くのも無理はありません。「転けない……だとΣ(゚д゚;)」
リラは人に触れられることを極度に嫌います。化粧で隠した痣が痛むのもありますが、人に触れられる=痛み という思い込みがそうさせています。
残念ながら接触拒絶症は暫く治りません。アクイラが魔力の無い地方でも声を出せないように、リラもトラウマを拭えないのです。
まああんだけやられたらそうもなりますが……
アクイラは西領主に自分が今は王族ではないことを隠し、神の子として振舞っています。本当は別れ際に『俺追放されたんだ』って言うつもりだったのですが、タイミングを逃してしまいました。まあ神の子だと思ってくれた方が都合がいいのでそのままにしておくでしょう。
領主の前で膝をつかず突っ立っていたのもそれです。本来の計画では2人とも頭を垂れる予定だったのですが、まさかの領主に情報が行ってないという状況に予定を変更して上から目線にしました。カンデラリアは自分を着飾ることしか考えていないので、遠い東の、さらにその次男なんておぼえていません。領主はアクイラのことはさすがに分かりますが、門番の「リラの友人の」という言葉しか聞いていなかったようです。飾るだけ飾ってそれを見せる相手には興味ないって言うのは私には理解できません。
本当に動かない脳で執筆するものではありませんねぇ……
さて、日刻も三作品になりました。そろそろ地底世界の話も書きたいです。書くとしたら「神の悪意によって歪められた少年達の話」になると思います。主人公はティルとその友人のガルム。お楽しみに。