あとがき
八並朝美、もちろん仮名ですが・・・、彼女が新宿ですれ違った家族に対して、あの家族をぶち壊してやると思い、実行した理由は分かっていません。そして、彼女はやってのけるのです。そののち、事件になるような報道がないということは、彼女はそれをやってのけたのでしょう。彼女に何があったのか、定かではありません。彼女がこの方法を取ったのか、これも定かではありません。
そして、もう一つ、彼女は、父との約束通り故郷に帰ります。彼女は、なぜその約束を守ったのか、それも定かではありません。
すべて本当にあったことです。
もう手直しをする所はありません。