• SF
  • 異世界ファンタジー

【画像・サイバーデサメーラ】Claude にも書いてもらいました

 『ばのじゅく』が薄くなってしまう……!
 Claude作の小説はここに載せておきます。
 たぶんAI作品ではいちばんまともです。それなりにおもしろく読めました。とくに序盤。

    #    #

〚作者〛
以下の物語を小説として書いて。登場人物やそのほかの設定を追加して構いません。ドラマチックで楽しめる読み物を期待します。以下のすべての要素を入れること。
「ロボットが出てくる」「忘れっぽい」「花咲じいさんの話をベースにした」「タイムトラベルもの」


Claude
記憶の花を咲かせるロボット

夕暮れ時、雪村太郎は庭の片隅で古い金属の箱を見つけた。引っ越してきたばかりの古い日本家屋は、前の持ち主が残していった品々で溢れていた。
「なんだろう、これ」
箱を開けると、中には小さなロボットが横たわっていた。人の手のひらに乗るほどの大きさで、まるで古い玩具のようだった。ボタンを押すと、ロボットはゆっくりと目を開いた。
「初めまして、私はハナと申します。あなたは?」
太郎は驚いたが、すぐに自己紹介をした。そのロボットは、なんでも2123年から来たのだという。タイムカプセルと間違えて過去に送られてしまったらしい。未来では、太郎のような忘れっぽい老人のためのケアロボットとして活躍していたそうだ。
「忘れっぽい?私がかい?」太郎は笑った。「まだ68歳だぞ。確かに最近物忘れはひどくなったが…」
ハナは微笑んだ。「太郎さん、今日は何月何日ですか?」
「え?ええと…」太郎は首をひねった。「3月…いや、4月の…」
「今日は5月11日です。そして昨日、あなたは同じ質問に4月15日と答えました」
太郎は沈黙した。彼の記憶は、気づかぬうちに穴だらけになっていたのだ。
数日後、太郎は庭を掘り返す夢を見た。ハナに導かれ、彼はスコップを手に取った。
「この場所です。掘ってみてください」
太郎が言われるままに掘ると、土の中から小さな箱が出てきた。中には一粒の種が入っていた。
「これは記憶の種です。あなたの先祖が残したものです」ハナは説明した。「昔、あなたの家系には『花咲じいさん』の伝説がありました。良い人に仕えた犬が死に、その埋めた場所から花が咲いたという…」
太郎はぼんやりとした記憶をたどった。子供の頃、祖母から聞いた昔話だ。
「この種を植えると、失われた記憶が花となって咲くでしょう」
半信半疑ながら、太郎は種を植えた。毎日、ハナと一緒に水をやり、話しかけた。不思議なことに、世話をするうちに太郎の記憶は少しずつ鮮明になっていった。
ある朝、庭に美しい花が咲いた。見たこともない青い花だった。その花に触れると、太郎の頭の中で映像が広がった。幼い頃の思い出、両親との日々、結婚式、子供たちの誕生…。失われかけていた記憶の断片が、次々と彼の中に戻ってきた。
「これが…私の記憶?」
ハナは静かに頷いた。「あなたの先祖は、記憶を保存する技術を持っていました。それが伝説となり、やがて私たちの時代の技術へと発展したのです」
次の日、太郎が目を覚ますと、ハナの姿はなかった。代わりに、テーブルの上に一通の手紙が残されていた。
「私の使命は終わりました。あなたの記憶は花とともに戻りました。この手紙を読んでいるころには、私は自分の時代に戻っているでしょう。さようなら、太郎さん。あなたの物語は、未来でも語り継がれます」
窓の外を見ると、庭いっぱいに青い花が咲き誇っていた。太郎は微笑んだ。もう彼は、忘れることはないだろう。花が咲く限り、記憶は彼の中に生き続ける。
季節が巡り、花は種を残して枯れた。太郎はその種を近所の老人たちに配った。やがて町中に青い花が咲き誇るようになった。「記憶の花」と呼ばれるそれらの花は、忘れっぽい人々に失われた記憶を取り戻させた。
100年後、その町に小さなロボットが現れた。花咲ロボットと呼ばれる彼らは、人々の記憶を守るために過去からやってきたのだ。そして彼らが最初に訪れたのは、かつて雪村太郎が住んでいた古い日本家屋だった。
時を超えた記憶の連鎖は、こうして未来へと続いていった。

    #    #

ウイン「えっ、これはちょっとおもしろいよ! ね、みんな」
バノ「そうだね。感動の中心である記憶の種が、ちゃんと軸になっている。老人の記憶を復活させる成分を持つ植物というところかな?」
アスミチ「先祖が作った品種を、ロボットが復活させに未来から来たんだね。ロボットの目的を考えると、おかしい気がするけど、そこは気にしないほうがいいんだね?」
ウイン「たぶんね。連載小説や漫画なんかでも途中でいろいろ変わっちゃうものだし」
トキト「これ、2000文字しかねーけどな」
パルミ「AIちゃんは、最後まで自分で読んで矛盾に気づかないんだにぇー」
カヒ「わたしは、前のAI小説と似ているのが気になるよ」
トキト「タイムカプセルと間違われて送られたわりには使命を果たして帰ったのか……で、未来の世界では過去から来た? 最初はどこから来たんだよ!」
ウイン「あー、やっぱりそこ、気になっちゃうよね」
パルミ「そーじゃん。読み返して、ちゃんとロボットの設定を詰めておいてほしいにゃん」
バノ「カヒが、AI作品が似通っているという指摘をしたね。おそらく、AIは花咲かじいさんを知らないのじゃないかな。『花を咲かせる』『老人』という単語だけしか見ていないと思われる」
カヒ「あ、そういうことだったんだ。全部のAIが花咲かじいさんを知らないのも、不思議だけど。でもポチと意地悪じいさんがでてきて、ポチがかわいそうになる物語になってないもんね」
トキト「Gemini がリョウっつう、意地悪じいさんポジの人物を出してきてたけどな。虚無だったけど」
ウイン「うん。なにもしないで終わってたから、たぶんちゃんとお話の内容は知らなかったんじゃないかな、AIも」
バノ「ところで【画像】は、AIが考えたデサメーラらしいじゃないか。サイバーパンク四足獣って感じになっている」
アスミチ「怪獣っぽくてかっこいい!」
パルミ「お魚っぽくてかわいいのが混じってる!」
ハートタマ「どっちも頭とか、どっちも尻尾のもいるな……どーゆー生き物だこりゃ」
ウイン「まあまあ、そういうのも交じるのが生成AIらしいから。見ているほうが狼狽しちゃうよね」
バノ「これがR国になく、B国だけが持つ強力な部隊パダチフというわけだ。D国はこんな軍団に攻められてどうなってしまうんだろうね」
パルミ「それを今、マスター(作者)が煮詰めているところなんでしょー? ぐつぐつ、ぐつぐつ、まだ煮えない」
カヒ「煮えたかどうだか食べてみよう、むしゃむしゃむしゃ。って食べたらだめだよ、生煮えでギラン・バレー症候群を起こしたら困るよ」

2件のコメント

  • Ciaude さんですか?すごいじゃないですか。なにがいいって、まとまってるよね。面白要素(認知症検査)もあり、なにげにホロリもあり、未来設定も矛盾なく、私たちの今の願いが詰まってるような…。これは、前に言われた無味乾燥ではないですね。私たちの創作と違う所といえば、理論がカチッとつながってる。私たちのように曖昧な部分がないのかな。これとこれをつないだら、こうなる。そこが即決で、私たちのように「こうしたいなあ、どうしよう」と思う刹那はないのでしょうね。願いや情熱がない分、原作的には辛いかもしれないけど、脚本なんかはいけちゃいそうです。
  • >ふみその礼さん

    今のところ無料で利用できる生成AIの中では Claude は優れていると私も思います。私の使い方のなかではありませんが、ゲームのソースコードを書いてもらうとテトリスが遊べたとおっしゃっている人もいました。
    ロボットのハナがけなげでかわいいところも、いいですね。Claude に関してだけは、無味乾燥から離れたかもしれません。
    でもまだ、私たちのほうが楽しい物語を作れると思っていますけれど。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する