※本編のネタバレあり。
7月下旬のことです。
「書籍化の打診の取次につきまして」というタイトルのメールが、サイト『ハーメルン』の運営様よりマイページに届きました。
7月7日に投稿を始めてばかりの本作が書籍化?
早すぎる。どう考えても詐欺です。
しかし本文を見てたまげました。
GCNノベルズ!?
あの転スラの!?
その後何度かやり取りを重ね、詐欺ではないことを確信したのが確か八月上旬の頃。
いよいよイラストレーターさん(生煮え先生)が決定し、これは大事だと思ったのも束の間。
私は編集者様よりキャラクター設定の提出依頼を受けます。
私はオクリー君に対してかなりの拘りがあるので、彼の設定の備考欄に太文字でこう記しました。
「幸が薄く、虐めがいのありそうな感じ(童顔ではない。あくまで青年の顔つき)。」
かくして、はじめにオクリーやヨアンヌのキャラデザ案が上がってきました。
まずヨアンヌ様の案を見て驚愕します。
顔が良い!服がどエロい!
注目すべきは服です。本編では「ワイシャツ」や「ミニスカート」としか表現されていなかったのに、こんな凄いデザインを引き出せるのか……と大変驚いたのを覚えています。
そして、オクリー君の幸の薄そうな顔を見て、再び驚きます。
中々可愛い顔をしていて、良いな、と。
何をやったら本編中であんな目に遭い続けるんでしょうか。可愛い顔のせいかもしれません。
その後、フアンキロ、ポーク、アーロス、セレスティアのデザインをいただきました。
どのキャラクターも私のイメージにハマっていて、うお〜と鳴きながら大喜びしました。
特に、ポークとセレスティアは見た目が好みすぎて驚きました。
セレスティアは正統派の美女。オクリー君が惚れ込んで最初に攻略したのも納得のヒロインです。
そしてポーク。感想欄で「ポークって名前だから大食いの男みたいなのをイメージしてた(意訳)」と言われていたのが嘘みたいに素敵な見た目でした。
フアンキロもファッションのあちこちに拷問器具を模した意匠が施されていて、本当に感動しました。
アーロス様もヤバい人感が出ていて良いですね。本編中には彼の可愛い一面が見られる挿絵もありますよ。
以上、裏話というより書きなぐりのような感じでした。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
以下、書籍第二巻についての情報です。
現在、書籍第二巻は10月19日に発売予定となっております。
内臓交換洗脳バトルも載ります。
大幅な加筆修正を加えております故、Web版既読の方もそうでない方も等しく楽しめると思います。既読の方は、Web版との展開の違いをお楽しみください。
Web版ならびに書籍版についても、応援のほどよろしくお願いいたします。
書籍第一巻リンク↓
https://gcnovels.jp/book/1671書籍第二巻リンク↓
https://gcnovels.jp/book/1750(生煮え先生による書籍第一巻発売記念SDイラスト)