https://kakuyomu.jp/works/16818093087899540040/episodes/16818093087905950846なろうの公式企画秋の歴史2024用の小説を更新しました。
正直、難しかったです。元ネタベースで自分の色を出して小説にするのって、難易度高いですね。
結構そのまんまな内容になってしまう。
実は、最初は昭和の冤罪事件を元ネタに書こうとしたんですが、ちょうど自分のメンタルが下がっていたとこで、その冤罪事件のことを調べるのがめちゃくちゃきつくなってしまったので、没にしたのでした。
ネタに困ったので、自分の手持ちの本からネタ出し。古事記が目に付いたので、これを採用しました。
古事記の下巻は読んでると気軽に殺し合いをしてるとこがなんだかおもしろいと思います。
現代人の感覚からすると、それを史実としてしまうのはまずいのでは？と思うようなことがしれっと書いてあって、感覚の違いに感心したりします。
作中に出てきた志染の岩屋には学生時代に実際に行きました。授業の課題で古事記に出てきた場所に実際に行ってレポート出せとかあったんですよね。
金のない学生に何を要求するんじゃいとか当時思いました。どうにか近場で探したいと思って見つけたのが、この志染の岩屋です。
この岩屋の伝説で泉が金色に光るというのがあるんですが、この岩屋のことを検索すると、2022年に実際に行って光ってるのを目撃した人の話が出てくるんですよね。
伝承の一番ファンタジーな部分がリアルだったと証明されるこの感じ、まさに日本の伝承だなと思います。