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筑前筑後通信(210)「末路」前半のまとめ/これが私の歴史時代小説!~WEB歴史時代小説倶楽部project vol.1~の巻

こんにちは、筑前筑後です。

まず一つ目。

「狼の裔」の第四章である末路の前半が終了しました。

ですので、ちょっとおさらいとまとめをしてみます。


宇美津への旅を終え元服した雷蔵は、独り立ちを試されるように、夜須勤王党盟主・真崎惣蔵の暗殺を命じられる。
そこで宇美津で辻村彦太と名乗っていた目尾組の今井小忠太と組み、真崎の暗殺に成功。小忠太は潜んでいた黒河藩の黒脛巾組の忍びを殲滅した。
その後、暫く代官所の下働きをしていた雷蔵は、眞鶴という寡婦と出会い、その肉体に溺れていくのだが、藩主・栄生利景に謁見し、銘刀関舜水八虎を与えられ、浪人狩りという新たな命令が下される。
一方京都では堂島丑之助が京都留守居役・亦部忠左衛門の命令で、同じ佐幕派である公卿・姉谷倫言を暗殺する。しかし、亦部は数々の暗殺に関わり秘密を知り過ぎた丑之助の抹殺しようとするが、丑之助はこれを撃退。しかし妻子を惨殺され、その復讐を誓う。
浪人をひたすら斬るという殺戮を繰り返す雷蔵の前に、深編笠の男が度々現れる。飄々とした物言いに翻弄される中、首席家老・添田甲斐に呼び出され、丑之助を討つよう命じられる。しかし、添田は丑之助が突然狂乱したかのように語り、真相に触れるものではなかった。
そして、その帰り道に雷蔵と清記は、黒脛巾組の安川慶吾に待ち伏せを受ける。安川の挑戦を清記が受け退けるのだが、小忠太は安川に殺されていた。


こんなところでしょうか。

雷蔵協力者の中で、小忠太が初めての死者ですねぇ。
「蒼い月」ではいい味を出していたのですが、武士への憧れが死を引き寄せてしまいました。残念。

後半は、雷蔵VS丑之助を軸に、御別家・犬山兵部と江上八十太夫も絡んできます。
八十太夫は清記が父親を殺した事を知っています。
そして、謎の深編笠の男は一体誰なのか!?

って、シリーズを読んでいる人は勘づいているでしょう(;´Д`)

「末路」からの三作は、政争も絡み大きな混乱へと繋がります。

是非、括目してお読みください!!





次に、二つ目。

カクヨムで「これが私の歴史時代小説!~WEB歴史時代小説倶楽部project vol.1~」を開催しています。



日々、WEB歴史時代小説の発展と啓蒙の為に活動する、WEB歴史時代小説倶楽部が企画する、歴史時代小説縛りのイベントです。

第一回目となる今回は、「これが私の歴史時代小説!」と題して行いたいと思います。

<募集要項>
・歴史時代小説初心者大歓迎!
・WEB歴史時代小説俱楽部を知らなくてもOK!
・自分らしさが出た歴史時代小説である事。
・内容が歴史小説、時代小説、武侠小説、西部劇小説、歴史伝奇小説である事。
・文字数制限はなし。
・既に公開された作品でも可。
・逆行転生や転移も可。ただし、歴史時代小説としての醍醐味があれば。
・「歴史風」もあり。
・タグに「歴史時代小説倶楽部」と入れていれば、面白い作品は筑前筑後がTwitterやブログで取り上げる事があります。

<注意>
・賞品はありません。
・感想が必ずつくとは限りませんが、主催者は目を通します。
・その他、変更がある場合は追記します。

<次回企画について>
好評でありましたら、時々このような企画を立ち上げるつもりです。
「三国志縛り」「新選組縛り」「戦国縛り」「男色縛り」など。
妙案があれば、どしどし主催者まで。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054882961512

3件のコメント

  • 「これが私の歴史時代小説!~WEB歴史時代小説倶楽部project vol.1~の巻」ですけど、文字数規定撤廃になりました?
    最初に「なぜ、秀忠?」出そうかと思って準備してたら3万字程度の文字数規定があるのに気付いて取りやめて「百姓ハ可愛キ事也」を出したんですけど、今見直したら文字数規定なしになってたので。
    まあ、おかげで新しい読者様ゲットできましたし、逆にこちらも面白い作品をいくつか拝見することができたので良かったんですけど(笑)。
  • あ、こっち書き換えてなかっった(;´Д`)
    撤廃しました。自分らしい作品に文字数制限するのもねえーと思いまして。。。
  • 撤廃になったなら、短編も参加させてもらいますね。
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