女の子が歩いていると空から色々なものが落ちてきて、それから色々なものに出会います。

ある日、目が覚めると女の子はカエルになっている自分に気が付きます。 外に出て、ミミズに戻り方を聞き、元に戻ろうと試みます。

十二のお姫さまはそれぞれの人生を歩みます。

女の子と男の子が円盤を作っていました。 そこへおじさんがやって来て、円盤で何をするのか訪ねます。 女の子は空飛ぶ円盤を作ると言い、二人は円盤作りに熱中していきます。

押し入れ強盗は毛むくじゃらの長虫のような姿の、押し入れを盗む強盗です。押し入れに何もなければ一安心。でも大事な何かが入っていたら？

えっちらという男がいた。 おっちらという男がいた。 そしてえっちらおっちらという男がいた。

あるところに途方もなく大きなぶどうの木があって、その下には人間の村がありました。 村人たちはぶどうの実がなるのを今か今かと待ち続けましたが、ぶどうは実を結びませんでした。 嵐…

ジョンソンさんは村一番の働き者。 ある日、ジョンソンさんは夜空に光るものを見かけ、自分の畑に落ちるのを見た。 畑には青い隕石があった。

アハ虫は「アハッ！」と鳴き、色々なところに隠れます。 不思議な生き物、アハ虫の暮らしを覗いてみましょう。

美術館に立派なライオンの絵が飾られています。 絵の中のライオンはまるで生きているかのように表情があり、そして実際、生きていたのでした。

カニは自分のハサミに自信がありました。 あるとき、カニは潮に流され様々な生き物に出逢います。 勢い挑みかかったカニは、しかしハサミが通用せずに自信を失います。 そんなカニの元に…

あるところに美しい蝶がいました。 あるとき、蝶は鳥に追われ人間に追われ続けることにうんざりし、願いごとをしました。 すると願いが通じ、蝶はトゲトゲの蝶になったのでした。 棘の生え…

あるところに春彦という布団屋がいた。 春彦には夏彦、秋彦、冬彦という兄弟がいて、みな布団屋を営んでいた。 夏のある日、春彦は夏彦から奇妙な手紙を受け取る。手紙にはこんなこと書か…

美しい羽根を持つ小鳥は、飛ぶことも歌うことも上手ではありませんでした。ある日、小鳥が飛んでいると、何かにぶつかります。

ケロケロカエルたちはあるとき鳴き声を変えようと思い立ち、オオカミの鳴き声を聞いた。 そしてそれからオオカミのように鳴くようになっていった。 ある日、森の縁の村人がオオカミの鳴き声…

キノコが踊り、歩くお話。

今は昔、フンナスンハのスルメキがまだチッタイだった頃。 あるとき、スルメキがワフナフ川で釣りをしていると、川下から何かが流れてきた。 それを見たスルメキは川の中のそれに飛び込んで…

あるところに男の子と女の子がいました。 冒険好きの二人は途中で見つけた毛糸の家に入ることにしました。

猫が釣りに出かけ、犬がついていくと池が凍っていました。 凍った池を見て犬がスケートを始めると、 それを猫は眺めていました。

羊を数えましょう。 草原に羊を数える人がいます。

パンプキンパイを冷まし台においている間にお腹を空かせた動物たちがやってきて、パンプキンパイを食べようと頑張ります。

山々に囲まれた広い草原の上で眠っていたカタカタちゃんは厭らしい雪雲が吹いた冷たい風によってカタカタ震え、その震えは地面を伝い山や家々を揺らし、町の人々を脅かします。怒った町人に駆…

ケバブ屋でケバブサンドを頼んだオオカミ。 トラの言葉に唆されてオオカミは注文を変えます。 ところが思わぬことが起きて……、という話。

ベッドで少年が目を覚ますと、その横に女の子がいた。女の子が少年の顔に触れると弾け、たくさんの女の子になった。 鏡を見ると少年の顔は鼻の頭くらいの大きさになっていた。

「あ、セミ……」声を聞いて窓の外を見ると空からセミが落ちて来ていた。

帰り道。夜道を歩いていると人が歩いて来た。

南の海のペンギンの島。青い草原の上でペンギンがしゃっくりをしている。一際強いしゃっくりの後、ペンギンの口から色々なものが出てくるというお話。

固いオレンジを食べようとして小人の呪いにかかった資本家のおじさんのお話。