• SF
  • 異世界ファンタジー

白黒はっきりしたメアリーさんと比較的ゾンビな俺 プロローグ

【白黒はっきり委員長 と 中途半端なゾンビ男子 の哲学的コメディ】

『白黒きっちり委員長メアリーさん』 と 『中途半端にゾンビ(俺)』
が巻き起こす哲学的コメディ
※私が一番最初に書いた小説です。
書きかけで黒歴史ですが、こちらに載せて明るい反応があれば更新していきたいと思っています。

プロローグ

美味しくない。嬉しくない。楽しくない。面白くない。
痛くない。痒くない。悔しくない。悲しくない。眠くない。

目は見えるし、耳は聴こえる、臭いもわかる、
触覚も、味覚だって一応あるんだ。
でも、『心』が何も感じなくなるんだ。

心が空になるのはマリーさんが空腹でヤバい時の
緊急の数時間だけなので日常生活は一応送れている。


そう。俺はあの日、比較的『ゾンビ』になったんだ。
全ての元凶は俺のあの時の失態が招いた種なんだが。

まずは、そのいきさつから話そう……。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する