現在毎日更新中の「Namuh」も次回から第18章に突入します!
史上最長の長編となった17章を終え、ここで恒例の主要キャラ紹介をしていきます!ネタバレも含まれますが、話長えよ!っていう人は逆に読んだ方がどんなキャラが出てくるか分かりやすいかと思います!
・ナムゥ
約1億年前に誕生した再生能力を持つ元爬虫類。現在は再生の度に進化を重ねて人間の男に酷似した身体に加えて翼による飛行、±100℃までの耐性、排泄不要の体内エネルギー生成を可能にしている。
1億年生きていく中で人間の営みに疑問や怒りを覚え、自身の能力を使って新しい能力者を生み出して鉄槌を下そうと企てるが、シャイニングやインノウ国警察といった実力者達によって阻止されてしまう。やがて、オリジンという自分とは別の能力者の根源の存在を知り、同じ目的を持つ神木兄妹、自らの能力で生み出した能力者達と共にイローマ会を結成し、オリジンを追い求め始める。
・ウルシス
ナムゥの能力によって生み出された能力者。イローマ会の一員。能力は気候を操る能力。少し出しゃばりで誰にでも喧嘩を売りがち。
・ドジャー
ナムゥの能力によって生み出された能力者。イローマ会の一員。能力は万有引力を操る能力。物を浮かせたり、重力を強くしたりすることができる。ウルシスとよく喧嘩をしがち。
・チメ
ナムゥの能力によって生み出された能力者。イローマ会の一員。ウルシスやドジャーとは異なり、女性の見た目をしている。能力は五感の感度が高まる能力。目に見えない物の位置や少し先の未来を見ることができる。しかし、痛みや音などを過剰に感じ過ぎてしまうデメリットがあり、そのせいか卑猥なワードにも過剰に反応してしまう癖がある。
・マンジ
ナムゥの能力によって生み出された能力者。イローマ会の一員。ウルシス、ドジャー、チメよりも身長が倍ほど高い男。能力は鬼になる能力。額から角を生やし、筋肉が肥大化して、顔も鬼の形相に変貌する。この能力の影響により、普段は言葉を発することができないため、ナムゥ達はマンジの心境を勝手に解釈する。だが実際、マンジは戦いを嫌い、戦いを好んでいるナムゥ達のことを嫌っている。しかし、自分の心境とは裏腹になぜか自分の体はナムゥの指示に従ってしまう。
・アモン
神木兄妹の長男。年齢36歳。元天才科学者。弟のネツキと妹のハクに能力が発現してから、能力者の研究を始める。能力者研究は学会からも両親からも認められずに追放されたため、ネツキとハクを連れて、能力者誕生の根源であるオリジンを探し求める旅に出る。ナムゥを研究の試験体とするため、ストーキングして基地の場所を特定する。ナムゥもアモンの研究やオリジンの存在に興味を示し、アモン達神木兄妹はイローマ会に入ることとなる。
・ネツキ
神木兄妹の次男。年齢17歳。幼少期に妹のハクと同時に突如能力が発現する。能力は体を鍛えたり、戦ったりすることで経験値を得て、レベルが上がっていくRPGのような能力。強い相手と戦えば、自分も強くなるため、強い敵を追い求める戦闘狂。
・ハク
神木兄妹の末っ子の妹。年齢は14歳。極端に口数が少なく、ずっと部屋の隅っこで静かに本を読んでいる。能力は氷を生成する能力で、一瞬にして体量の氷を作り出すことができる。
・謎川謎男
地下格闘技大会で出会った少年。名家であるヴォーガンロイド家で落ちこぼれとして過ごしてきた謎川は本名を隠して家から飛び出し、能力を得た自分の実力試しに出た格闘技大会でネツキに敗れ、ネツキと共に強さを求めようと決意し、イローマ会に入る。能力は自分以外の時間を遅くする能力。相対的に自分は早く動くことができる。ネツキのことを兄貴と慕っているが、ウルシスとドジャーとは犬猿の仲。
・ユキハ
ナムゥがラーメン店で出会った家出少女。大家族の一番上の長女に生まれ、親からの愛情が薄れていくことを感じた矢先、余命一年と宣告されて家を飛び出し、ナムゥに興味を抱き、イローマ会に入った。運勢操作の能力も持ち、ユキハの右手で手を握った者には幸運が訪れ、左手で手を握った者には不幸が訪れる。
・シャイニング
世界的にヒーローとして活躍する男。身体能力はあらゆる格闘技でチャンピオンになる程である上に、能力を所持しており、正真正銘人類最強の男である。能力はあらゆるエネルギーを吸収し貯蓄する能力。爆撃、砲撃、斬撃、あらゆる攻撃を吸収して溜め込み、放出することができる無敵の能力。だが、ナムゥとは相性が悪く、挙句ヒーローという自分の生き方についてナムゥに諭されてしまい、心境が揺らぎ始める。
・天童光陽(てんどうこうよう)
捨て子だったシャイニングを拾い、世界で活躍するヒーローへと育てた男。元々リングネーム「アルティメット・ザ・サン」として活躍しており、現在はテレビでタレント活動を行っている。よく分からない比喩を多用しがち。
・ディサ
常にナムゥに殺意を抱く大量殺人犯。竜胆刑務所に収容されたナムゥを自分の手で殺すためだけに能力を使って脱獄させる。能力は一瞬にして空間を転移する能力。森羅仙寿から森羅流を学び、自分だけでなく、触れた物も転移することが可能となっている。だが、これ以上ナムゥを殺す手段がないと悟ったディサは学生時代からの後輩であるコタツの能力を利用して、ナムゥのいないパラレルワールドへと消えていった。
・コタツ
臆病で見た目も小汚い男。パラレルワールドを行き来することができる能力を持ち、なぜかナレーションを聞き取れ、ナレーターと会話をすることができてしまっている。最終的に長い付き合いである先輩のディサとパラレルワールドへと消えていった。
・イチロー
インノウ国警察戦闘班総隊長。警察各隊の隊長、通称円卓の騎士達(ジロー、サブロー、シロー、ゴロー、リッカ)の父親。喋る時は前後に大きく呼吸し、とんでもない声量で話す。普段は威圧感のある姿(イチロー)であるが、オフの時には咳の止まらないヨボヨボの老人(いちろう)になる二重人格者でもある。いちろうの姿を見た人間は数少ない。
・リュウゾウ
インノウ国警察。円卓の騎士ランスロット担当、強靭のジロー隊の大騎士長。普段はタンクトップを着ているが、筋肉の膨張により、すぐに破れてしまう。引っ込み思案で弱気な性格だが、大柄で実力は他の隊からも一目を置かれている。
・ウェスパル
インノウ国警察。円卓の騎士ランスロット担当、強靭のジロー隊の大騎士。イローマ会の基地での監視を任されている。スーツ衣装にメガネが特徴的で、メガネは固定できておらず、常に手でメガネを押さえている。身体を鉄のように固くして手刀で斬撃を与える。これは森羅流に由来する力で、ジロー隊の隊員は皆同様の戦闘スタイルとなる。
・大吉
インノウ国警察。強靭のジロー隊の大騎士。ウェスパルと交代でイローマ会の基地の監視を任されている。自分から話しかけることを苦手としており、基本的に話しかけられないと人と話すことができない。昼寝が大好き。
・サブロー
インノウ国警察。円卓の騎士ガウェイン担当、技巧のサブロー隊の隊長。天王山家の次男。文房具を武器とする戦法を得意とし、サブロー隊の隊員も文房具を武器としている。チメですら気づくことができないほど自身のオーラや気配を消しながら、速くかつ正確な攻撃を得意とする。円卓の騎士の中で唯一の既婚者で、子どももいる。
・三成
サブローの息子。小学生であるが、もう既にサブロー隊の大騎士を務めるほどの実力を持つ。速さに関しては、サブローをも超える。
・ゼン
インノウ国警察。技巧のサブロー隊の大騎士長。下敷きを武器として使用し、砲撃を跳ね返したり、投げて斬撃を与えたりする。せっかちな性格で、モタモタしている者と長々と話す者を嫌う。
・ショージ
インノウ国警察。技巧のサブロー隊の大騎士。ウェスパルと大吉が別件で出動できない時の臨時としてイローマ会基地への監視兼伝令係として駆り出される。
・ボンダ
インノウ国警察。技巧のサブロー隊の大騎士。消しゴムを武器として使用し、打撃や防御を得意とする。主に、三成の世話役として駆り出され、異常なほどの心配症。
・シロー
インノウ国警察。円卓の騎士トリスタン担当、凄惨のシロー隊の隊長。天王山家の三男。チェーンソーを武器とした攻撃を行い、中騎士以上の隊員もチェーンソーを使用する。普段はタバコを吸って、笑っているが、敵に対しては笑いながら強烈な殺気を放つため、極限まで威圧を込めた攻撃をする。
・ディーヴィル
インノウ国警察。凄惨のシロー隊の大騎士長。チェーンソーの刃数は250000。シロー隊では、チェーンソーの刃数が強さに直結している。チャラついた身なりと言動が特徴。
・グライト
インノウ国警察。凄惨のシロー隊の大騎士。チェーンソーの刃数は81000。強面だが、優しくて真面目。
・キキョウ
インノウ国警察。凄惨のシロー隊の大騎士。チェーンソーの刃数は500。大騎士唯一の女性で、番長をイメージした学ランを着用し、気が強く、部下に理不尽な喝を入れることで恐れられているが、シローに密かに想いを寄せており、シローを前にすると、緊張で話せなくなってしまう。
・ゴロー
インノウ国警察。円卓の騎士ギャラハット担当、豪傑のゴロー隊の隊長。天王山家の四男。兄達の戦法をリスペクトして、全身を武装し、飛び道具の仕込まれた大刀を使った攻撃をする。だが、他の隊とは異なり、大中小騎士の概念はなく、飛び道具を使った武装隊を組んで連携攻撃を行う。そのため、隊員は剣術を使わない。
・リッカ
インノウ国警察。円卓の騎士ジャンヌ・ダルク担当、気迫のリッカ隊の隊長。天王山家の長女にして、末っ子。背中に背負った双剣を使い、気合いがあれば何でもできると信じ、気合いで宙を浮いたり、自分に身に付ける鎧を作り出したり、剣に炎を纏うことができる。が、実際は自分の思い描いたものを現実にできる能力が発現している。
・森羅然寿(しんらぜんじゅ)
アーキ山の上で暮らす仙人。森羅流という流派の師範代で、ナムゥ達に森羅流を伝授する師匠でもある。
・森羅仙寿(しんらせんじゅ)
然寿の弟であり、然寿以上の森羅流の使い手。己のことを賢者と自称し、森羅流を使ってナムゥ達のような能力者が出現することを予言している。昔にナムゥと接触して人類への脅威となることを危惧し、不死のナムゥを消すためにナムゥの核(コア)を探す旅に出るためにアーキ山を出ている。
・トウドウ
能力者集団リライターのリーダーで、リライターのメンバーからは「オーサー」と呼ばれている。警察が政治の実権を握るインノウ国に疑問を呈し、警察へ攻撃を行ってA級指定犯罪者となった。能力者の血を吸い、その能力を得る能力を持ち、それで得た能力で顔を変えて潜伏し、リライターを作り上げて警察の前に姿を現した。さらに、血を吸った相手に自分の血を流し込むことでその相手に自分の能力を与え、自分と同じ能力者を増やすことができる。しかし、能力を与えられた相手は一定時間経てば、流し込まれた血が消滅し、気絶して与えられた能力は失われる。
・サルジェ
能力者集団リライターの一員として活動していたが、裏切り者であることが判明する。催眠の能力を使い、ナムゥをロケットまで誘導し、抹消を企てた。ナムゥや警察にリライターとして宣戦布告をしたことで、リライターと警察、イローマ会の抗争が勃発したが、これは完全にサルジェの策略でリライターにとっては奇襲という形になってしまい、敗北へと繋がった。
「Namuh」
https://kakuyomu.jp/works/16817330656489049447
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