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作品に雰囲気が無い……! 240304

 どうも。
 自分のを読み返す作業をしているところですが、これはこれでなかなか面白いものですね。「ここのこれ良いな!そういえばこんなことやってたな〜」となるのが良い!
 今思えば最初に不安がってたのはきっと自分は自分の作品に対するプライドが高かったんだと思います。プライドが高いというか、それ自体はいいんですが足枷にもなってて、完璧でなくちゃいけないみたいな思考が無意識的にあったのかも。
「完璧じゃなくてもいいじゃないか!ウケればゴールなんだから!」との思考に無理やり整えてからはスラスラと読めましたね!

 さて。読んでくうちに自分の良いところも悪いところも見えてきまして。(客観的視点になってることを祈ることしかできませんが)
 今回は悪いところの話をしたいと思います!まぁ話をするも何も自分でもよく分かってないんですがね。
 なんて言うんでしょうか。読者を惹きつける雰囲気が無いんですよ。作品に漂う惹きつけ力とか凄みというのが全く無い!
 これは自分のを自分が読んでるからそう感じるだけ?いや、それを差し引いても無さすぎる!
 本当に不思議です!作品は面白いんですよ。少なくとも自分は面白いと感じました。でも、作品全体の面白そうな雰囲気が無い!

 なんというかこれは、最初から自分の持っていた課題に今気づいたようなものだと思います。そうだよな……。多分自分の代表作の長編が読まれないのもそれが関係している可能性が高いです。
 おかしいなぁ!?面白いはずなのに!なんか……なんか!雰囲気が無いよ!「これは面白いですよ!」という雰囲気。
 つまり端的に言って舐められてしまう!
 前にも言った気がしますが、代表作の長編があのクオリティなのにあんなに読まれないのって絶対におかしいですからね!特に読書家がたくさんいるこの場所で!おそらく、雰囲気で面白さを信じさせることができない!この話も舐められているので、信じてもらえないでしょうが!
 なんだろう?自分は「おっしゃ!面白さ目指して頑張ります!」ってスタンスだから良くないのか!?もっと寡黙に、大人しく知識人のように装えば『圧』が出て舐められずに済むか!?

 という悩み(のような分からなすぎて頭の狂った戯言)もありつつ……。ダメだ!自分はお邪魔した側で自分から読者を相手にしに来たんだから、読む側に批判的な感情は抱いちゃいけないルールを犯そうとしてしまった!
 そもそも雰囲気なんてどうすればいいのよって話がありますな。
 自分の中で一番コレっぽい仮説としては、自分の面白さは計画性とか仕組みで出来てるから、機械的で人としての温かみに欠けるので雰囲気が出ないんじゃないかというもの。
 他の人の面白さが何で出来てるかは(自分には)分かりませんよ?でもなんというか、自分と他者の作り方は違っている中で、他者の作品は自分より体温がある!抽象的な話なのでなんとなくで察してもらえるとありがたいのですが……。

 今まで読んできた作品の印象と比較しまして、自分の面白さは「コレをこうしたら面白いんじゃないか?」とか「コレとコレはこうしたら物語が綺麗に整うんじゃないか?」という考えの元で、つまり定規で引いたみたいな作り方なんですよね。
 自分のを見返してみて特にそれを強く感じました!形としては仕上がっているはずだけど、なんかカタくて作品全体で楽しむような雰囲気が無い。やってることは良いけれど、作品としての魅力に欠ける。
 なんだか無機質な、そんな印象があります。
 それこそ……どうしたらいいんだという話!作り方に関しては今まで正解だと思ってたやり方をやってきていたので。
 分かっただけでも上出来と思うしかないですね。

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