近況ノートって、意識しなければ書かないものだなぁと思っていたら早くも1ヶ月半空きました。
その間にカクヨムコンテスト5の読者選考期間が終了し、祭りの後の静けさが漂っています。
かくいう自分も、ひょんなことからこのコンテストの存在を知り、興味を惹かれてふらっと応募しました。
応募したのは短編賞の方で、カクヨム初投稿の処女作でもある「はじまりを告げる音」です。
そもそもまずカクヨムに登録し、自作を投稿して早々に理解したことは、
全く読まれない!!
でした。
とにかく認知されなければ始まらない。
でも長編のように定期的に更新するならともかく、短編なんてすぐランキングが下がってしまうから、絶対に何か手を打つ必要がある。
そこで目に飛び込んできたのが、「カクヨムWeb小説短編賞2019」のアイコンでした。
受賞するかどうか、選考通過するかどうか、全く考えなかったわけではありません。
でもそれ以上に、長年PCの中に眠っていた物語を誰かに読んでもらいたい。
その気持ちが大きくて、露出する機会を作るためだけに応募しました。
応募と前後して、創作用にツイッターのアカウントも準備したので、そちらでも積極的に宣伝をし始めました。
そもそも自己アピールが極端に苦手な人種なので、書き手の方々の宣伝ツイートを見てすごいなぁ…と最初は感心するだけでしたが。
それだと意味がないし、何を置いても発信しなければ知られない。
ここから一念発起して、毎日のように煽り文を変え、投稿時間を変え、作品を売り込みました。
そうこうしているうちに作品を見つけて読んでくださる方が現れ、応援コメントやレビューをもらうようになり、他薦までしていただいて少しずつ広まっていきました。
同時に、自らも他の方の応募作を拝読し、素晴らしい作品の数々に喜びながらも♡や☆を飛ばしたり。
このコンテストを通して知り合った方もたくさんいて、その方達の支援のおかげで、最終的にはランキングでもそこそこの位置にまで上ることができました。
自分の書いた文章に反応を示してくれることが、こんなに嬉しいと知りませんでした。
同じ書き手の方達と繋がれることが、こんなに心強いと初めてわかりました。
コンテストに応募しなければ決して体感できなかったことです。
それだけでも自信となり、財産となることを、今しみじみ思っています。
最後に、拙作に応援やレビューをくださった方、本当にありがとうございました。
また応募作をきっかけに、他作品も読んでくださった方には頭が下がる思いです。
改めて御礼申し上げます。
願わくば、ご一読いただいた皆様の心に何かしらの思いが残っておりますことを。