登場人物
現代日本(現実の日本とは言っていない)
御岳家
御岳 弘安:二十六歳。良くも悪くもない大学を1年留年して卒業したが、就活に失敗、引きこもりのニートと化している。月に一回カウンセリングくらいしか外出はしないで、自室にこもってゲームばかりやり込んでいる。
元々は優しい性格で、上昇志向もない。成績も中、体力も中。容姿も中。本当に特徴がない。
曽祖父:故人。旧陸軍の准将だった。参謀本部の奥の院のさらに奥の院と呼ばれる第零部で羅須野とともに敵国の上陸作戦に対しての反攻作戦の作戦立案者の一人。そもそも戦争には反対していたが、旧軍の対立構造に頭を痛めて、こいつら皆死ねばいいのにとひねていた。
祖父:七十六歳。曽祖父の薫陶受けて、経済で日本(現実の日本とは言っていない)の復興を願い、小さな町工場から立ち上げて特殊な技術を持つ中小企業の会長となる。剣術や武術を好み、孫のダメさ加減に苛立ち、曽祖父の遺産を渡して、自活するように喝を入れる。
父:五十二歳。厳しい祖父を反面教師に穏やかな性格になる。弘安くらいは養ってもいいかなぁって考えている。家では影が薄いが、堅実な経営をする人。
母:四十七歳。日本の母。三歩下がって影を踏まずといった感じで夫とともに影が薄い(姑は気が強い)が、弘安が旅立つ前の夜に彼のためにおにぎりと甘い卵焼き、そして自家製(姑作)の沢庵、タコさんウィンナーのお弁当を作っておく母心溢れた女性。密かに二人の子供の育成失敗を嘆く。
妹:十八歳。ツンデレ妹。兄のことを尊敬していたが、彼の大学時代あたりから「おやっ?」と思うようになり、自分が育成しなおすと厳しくなる。弘安の旅立ちの前の晩は一人枕を濡らしていた。
羅須野 聖男(らすの たかお)大佐:故人(?)。赤化革命によって日本に亡命してそのまま国籍を取った白系ロシア人。いつのまにか御岳准将の懐刀と言われ、作戦立案に強い影響力を持つ。数度暗殺されそうになるが、全て切り抜けている。実はロシア史上の謎の人物、ラスプーチン。魔術を使い、戦車に意識を持たせる。異世界転移は彼の魔術陣が劣化して誤作動をしてしまった。
異世界組
ローゼンシュバルツ王国
カロリーネ・アウグステ・プリンツェシン・クラシス・フォン・ローゼンシュバルツ:自称 ロリちゃん:12歳。小柄な金髪碧眼ロリ。自称冒険者。名前の意味はローゼンシュバルツ王家とクラシス公爵家のカロリーネ王女、アウグステは洗礼名である。
自分の生育歴などエピソード記憶のほとんどを失い、その代わりに弘安が有する彼の世界の記憶を持つ。
隣国のバイスローゼン王国の辺境の入り口にある交通の要所、ロートバルトでみなし冒険者として採集や小遣い稼ぎをして、冒険者ギルドの馬小屋の隣にチハたんを停め、自分は天幕で生活する。コーヒーを入れるのがうまい。偉そうなのは身に染み付いた行動様式で、記憶は関係ない。
のじゃロリ。
ジェラルド・フォン・ブレイクブルク:32歳。ギルドマスター。ヒゲの細マッチョ。書類仕事が嫌いで、ロリちゃんにコーヒーをねだって仕事をサボっている。ブレイクブルク伯爵の次男。爵位持ち。A級冒険者の実力を持っている。長剣、短剣、弓、槍、なんでも一通り以上こなすがメインはタンク役。知的で本を読むのが好きでコーヒー好き。アニカが婚約者で、決して嫌いではないが結婚はジェラルド的にはもう少し後でもいいんじゃないかと思っている。
アニカ・ザイン・ホフマンシュツット:25歳。赤毛の美人さん。副ギルド長。受付にいることが多い。生真面目だけど応用が聞かない。実はホフマンシュツット子爵の次女。ジェラルドの婚約者で彼を追いかけてロートバルトまでやってきて押し掛け女房的に世話を焼いている。年齢的に少し焦っているが、ジェラルドが呑気に構えていて、自分からは口に出せない。軍略に明るいわけではないが、スキルで『鼓舞』を持っている。ロートバルト防衛線ではロリちゃんがエミリアのそばにいて、ジェラルドが前線の指揮をする予定だったが、ロリちゃんが飛び出したので、ジェラルドが残留して、アニカが指揮をとることになってしまった。
ジェラルドと結婚したことで『フェリ・フルール・ドゥ・リス』の令嬢、貴婦人たちからは嫉妬の目で見られている。
シャルロッテ:辺境伯爵令嬢。武術師範で一時期、カロリーヌの近侍をしていた。抜刀術に優れ、剣圧だけで馬を断ち切ることができる。
グレートヒェン・ミツコ・フォン・タタール:辺境伯令嬢。東方の馬産地なので、馬の扱いには長けている。カロリーヌの近衛騎士候補だった。ポニーテールで少年のような美少女。
ヴィルヘルミーナ:男爵令嬢。母の実家が大手の商家で父は法律家として宮廷で働いている。モノクルをかけて紫がかった長髪の知的な美少女。
ブリュンヒルデ・ユスティナ・プリンツェシン・ファブニール・フォン・クラシス:公爵令嬢。赤の巻毛に緑の瞳。人にとっては威圧感を与えるような長身と美貌の持ち主。カロリーヌの母の歳の離れた妹(母親違い)のため、カロリーヌの歳上の姪。公爵家では一番年下だったため、カロリーヌが生まれた時、彼女を愛しみ守り育てるべしとの神の啓示を聞き、それまで適当だった教育や馬術、剣術などの武芸に熱心となり、カロリーヌの教育係兼近侍となる『フェリ・フルール・ドゥ・リス』の副会頭。剣術の腕前は凄まじく、剣圧で十人近くの重装騎士を馬ごと両断することができる。
マリア=テレジア・サンドリアン:侯爵令嬢。三女で公爵の愛妾であるハーフエルフの娘。魔力と美貌から愛娼になった母親は彼女を産んですぐに亡くなり、マリア=テレジアは侯爵家のドアマット令嬢として虐待されて育ったが、魔力、能力は彼女が公爵家でも飛び抜けて優秀だった。灰色の髪に金色の瞳、尖った耳がエルフの先祖返りを思わせ、長命種並みの寿命を持つと考えられたために婚姻にも出すことができずに飼い殺しされていた。私塾で『イリス』を知り、仲間になり、家族に告げず出奔する形でロリの元に駆けつけた。相性はリージア。
重機関銃隊はそのほかにゾフィーとエリザベートという子爵令嬢コンビがいる。
リリ:グレートヒェンと同じ東方騎馬貴族の子爵家令嬢。馬術に優れ、馬を降りても双剣使いとして戦うことができる。東方騎馬貴族家の例に漏れず体術に優れ、身軽な体格を生かし蹴り技が豊富。黒髪に紫のインナーカラーは天然物で乗馬する時はポニーテールにしている。武器は38式機銃。
リコリエッタ・リコリア・フォン・グンニグル:宮中貴族(王宮の官僚)の伯爵令嬢だが、母親は帝国随一の槍術の宗家の娘。リコリエッタも幼い頃から帝国で祖父から指南を受け、免許皆伝、さらに一子相伝の秘術を授けられている。小柄で桃色の髪をツーサイドアップにしていて幼い容貌は子供に間違われるほどだが、内面は驚くほど戦闘民族かつ武士。
ディートフリート・ガブリエル・クラシス・フォン・ノイエハイデルベルク:12歳。辺境伯爵の長子。シュトロホーフェン公爵令嬢に誘拐されて愛でられていた。本当にただ見るだけで手も触れないほどの寵愛を受けて怖かったが大人の教育がまだだったので、意味もわからない。南方書王国の雄国で保護されて、ロリちゃんの元に来るがすぐにフライングしようとする。青年期になり、男子と共に実家に戻り、辺境伯を継ぐ。どうやって子供が生まれたかはロリちゃんとユズ、アストラッドしか知らない。
エセルドレーダ第二王女:16歳。ロリちゃんのすぐ上の姉。ロリちゃんにそっくりで並ぶと若干彼女が背が高いくらい。愛称はオードリーもしくはオーディー。ちなみに長女はヴィヴィアーナ王女。王族の秘術により心臓の代わりを務めていた宝石のついたティアラをロリちゃんから取り出してリュニリョール家に依頼した魔法の宝石を埋め込むためにきた。
バイスローゼン王国組
『夏至の暁』
『ロートバルトで出会った四人がある冒険を通じて組んだパーティー名。ギルドではCランクパーティー。『流れ』(各地を転々とするパーティー)だが、一応ロートバルトがホーム。ロリちゃんを保護してから、ギルマスから非公式的に彼女関連の依頼は優先するように要請されている。
ジョルジュ:十九歳。『夏至の暁』のリーダー。南の小王国群出身。浅黒い肌に燃えるような赤毛。身長は2メートル近くで鍛え抜かれた体をしている。知らないうちにフラグを立てる。使用する武器はロングソード。料理が得意だが肉が多いというか肉しかない。
ジゼル:『夏至の暁』のメンバー。百八十歳くらい。北の森の白エルフの家系。北方高位種族のリュニリョール家の出で成人になって旅好きで放浪している間に『夏至の暁』に入る。精霊魔術を使う。弓が得意。雑な性格。モデル体型で、オシャレが好き。ミルシェとは友人関係にある。
フィム:『夏至の暁』のメンバー。小トロール族(父)と白エルフ族(母)のハーフ。ジゼルの祖母の妹の子供という遠いんだか近いんだかわからないくらいの親戚。八十歳を超えているが、長命種同士の子供なので、自分的にはまだ10代半ばくらいの気持ち。実際に顔も体格も10代半ばくらい。シーフで斥候を得意にしている。料理はうまいが、母の味付けが薄いのでジゼル以外のメンバーには不評。グロリアとは幼馴染。彼女の小さな頃からのお兄さん役。無自覚タラシ。
グロリア:『夏至の暁』のメンバー。十七歳。人族。ロートバルト出身で露天商の娘。幼い頃に魔法の才能に芽生え、ロートバルトの私塾に通い魔法使いとなる。人族にしては強いがエルフや魔人族とは違い総魔力量が少ないためにたくさんは使えない。フィムの幼馴染で、小さい頃から彼のことが好きである。小さい頃から、露店で食べているので、色々と穴場を知っているが、どうしても酒のつまみになりそうな味の濃いものが多く売られているので、フィムの味付けは物足りないと思っている。『夏至の暁』崩壊後は私塾の塾頭を頼ってそこの講師になり、塾頭の嫁とのなる。どうアプローチしてもフィムが振り向いてくれなかった。
ギルド組
コッペリア:冒険者ギルドの受付嬢。年齢不詳。地元出身のエルフの若妻。訛りが強いクールビューティー。意外と気が強い。南部地方では随一の魔法使いとして知る人ぞ知る存在でジェラルドやアニカと一緒に冒険者パーティーを組んでいたが子供を産んで、ジェラルドに誘われて冒険者ギルドの受付をすることになる。娘の名前はスワニルダ。夫は地元のエルフ。どっちも初婚。
フィムの母親のスクルドを慕って、『スクルド姐さん』と呼んでいる。だから、フィムのことは甥っ子のように可愛がっている。ロリ達がロートバルト平原開拓に乗り出しても受付嬢を続け、彼女らが去ったのちは夫共に北方のエルフの里に居を移す。
テラーノ:冒険者ギルドの医療班の班長。魔法医師。ジェラルドと同じくらいの年代のように見えるが、年齢、種族共に不明で回復魔法や医療魔法に特化した魔法使い。いつもは飄々とした男性。 人体実験大好きと思われていて、冒険者には恐れられているが常識人。
ペトルーシュカ:冒険者ギルドの医療班の副班長。年配のリリス族。ミルシェとは同族だが、親戚関係は不明。テラーノと共にロートバルト市冒険者ギルドにずっといてヌシ的存在。
アーデルハイト:十三歳。もともとはシュトロホーフェン公爵の流れを組む小貴族の騎士だった父が戦争で小貴族は戦費の借金で領地を失い、彼も職を失う。ロートバルトに流れ着いたが、貧乏で家族揃って働いている。彼女もみなし冒険者になったが、カールをはじめとする悪ガキ達に上納金を入れるように強要され、仕方がなく払い、字が読めて計算もできるのでカールに使われていた。
もともとは委員長気質で生真面目で思い込みがつよい。剣は父親について練習中。『フェリ・フルール・ドゥ・リス』の従士となる。
カール:十三歳くらい。みなし冒険者の元締め。暴力的で、激昂しやすい性格。金欲しさに上納金を2倍にした。孤児で実妹のマリアを育てているが、最近嫌われてはじめていた。上納金騒動でギルドにバレて犯罪奴隷として鉱山に売られた。多分戻ってこれない。長生きは…………。
彼の取り巻きのハンスらもみなし冒険者にすらなれない小さな子供を使って自分の仕事をやらせて金を巻き上げていたことがバレて奉仕活動1ヶ月、次に何かするとカールと同じようになるだろうしすぐになると思われている。
マリア:九歳くらい。カールと同じ孤児。彼女には兄は優しいが、周りに暴力を振るう姿を見て何かおかしいと感じていた。意外と強気な性格だが、やっぱり子供だからうまくゆかない。
その他
エミリア・アレクサンドラ・リュニリョール・フォン・ロートバルト女男爵:14歳。金髪緑眼のロリ。両親を早くに亡くし、祖父から男爵位を譲り受けて、ロートバルト一帯の小領主として頑張っている。幼い頃に北部の貴族のお茶会や夜会で訛りが出て恥ずかしい思いをした記憶があって貴族の付き合いには消極的。
もともと、男爵になる予定はなかったが、父が戦争で死に、祖父が心労で死んでしまい、引き継がざるを得なかった。今は家令のジェンセンやサラディンに学んで領主の勉強をしている。
母は以前よりロートバルト男爵家の女家庭教師だったリュニリョール家のウップルーニ=アールヴで度重なる血のつながりでエミリアもほぼ同じレベルのエルフ。ダイヤモンドのように透明で内から輝くような髪色と瞳の色をして肌は抜けるような白、魔力量はハイエルフを超え、奉仕種族がそばにいても狂気に陥らないほどであるが、使えないために魔術回路を通じて遠方の母親が受け取っている。いつもは目立ちすぎるので奉仕種族達が色を染めている。
ジェンセン:60代。ロートバルト家の家令。優秀である。彼以下のロートバルト家の召使いは王宮で働いても通用するくらいのハイスペックである。若手のメイドは特にエミリアの護衛を務まるように武術が使える。奉仕種族。奉仕種族はかつて帝国の半分を崩壊させた魔物と知的種族の間でほぼ不老不死の北方種族蓮よりも以前にこの世界を支配していた種族が労働をさせるために作ったと言われている。今は北方山脈の向こう側で北方種族蓮により厳重に管理されているが、ロートバルトで家庭教師として長年勤めていたリュニリョール家の娘が一株だけロートバルト家のために許可を得て移し替えた。ジェンセンなどの名前持ちもいるが、全て一つの株である。
アルマン・デュ・プレシー、元リシュリュー伯爵:約七十代。元の宰相。海千山千の貴族や王族相手に国の運営を行なっていたが、代替わりした途端にシュトロホーフェン公爵とノイエハイデルベルグ伯爵のいつもの紛争を飛び火させた挙句に高位貴族をはじめ貴族たちの資産を半減させた今の宰相にあちゃーってなっている。エミリアの祖父とは同じ王立教授団から教育を受けた悪友。他には前の外務卿、前の財務卿と錚々たるメンツ。エミリアの祖父は彼らの要であったが、辺境の地を守るために男爵となったが、あの戦争のあと、祖父の息子である前男爵が戦死し、祖父が過労死したことで、彼らはまだ幼いエミリアの保護者、後見人としておじじ団を結成してる。
ミルシェ:二十二歳。栗毛に金色の瞳の美少女? 人族とリリス族(サキュパス)のハーフ。リリス族はとてもセクシーな人たちで有名だが、成長速度が遅く、人の年齢では成人しているが、まだロリちゃんと変わらない体つきをしている。
気が強く、独立心旺盛で、自分の服屋を営業している。彼氏募集中だが、変なのしか寄ってこない。ことば使いは貴族ではないけど、町の有力者一族なのでなるべくよい言葉を使おうとしている。靴屋の店主とは友人であるが、あまり積極的に交友を持ちたくないと考えている。
シラーフシュツット:45歳。商人。ロリちゃんの企画をよく買う。ミルシェは彼の娘。娘に甘い父親。日本の財閥のアイコンを組み合わせたような紋章の大型の商館を営んでいる。妻は娘を産んで産後の肥立ちが悪く亡くなってしまい、男手で育てたが、リリス族固有の事情に詳しいわけではなく、ミルシェの育成に悩んでいる。
その他組
ユズ:十五歳。銀髪褐色、緑眼で発育もよろしい。キーロフ平原の西に住む『青の部族』と呼ばれるダ・ディーバ族の娘。この部族は魔人族の一氏族で、とても優秀な魔法使いになる。エルフよりも魔力が多く、身体能力も高いが寿命は人と同じ短命種。ユズは同世代はもとより里でも有数の魔法使いであるが、やり方が効率的かつ徹底的で、空気を読まないので同世代に友達がいない。アイテムボックスもち。ふんわりとした毒舌。
サラディン:マムルクの長。年齢は32歳。サラディンは名前ではなく、役職名であるが、名誉のある職のために名前で呼ばれることはない。ジェラルドと同じくらいの体格で剛勇で怪力無双。お話の勇者並みに強くてバトルジャンキー。
エミリアの家令の友人(高位貴族)が祖父亡き後の女男爵の後見人をしていて、戦後、貧しくなったロートバルト市の立て直しのために彼の率いるマムルク隊をエミリアに紹介した。それ以降エミリアが自立できるまで、軍務関係を司る。マムルクは一度雇われれば、雇用関係が続く限り裏切ることがないがそれ以上にエミリアのことが気に入って、育成している。
ジョルジュをマムルクに誘い、『夏至の暁』を崩壊させた張本人。
ヴェルナー・バイスローゼン王子(既婚。子供三人。24歳。):政治的婚姻でロリちゃんの輿入れ先だった。皮肉屋で常識に囚われがちな性格。髪はある。
シュトロホーフェン公爵&ノイエハイデンブルグ辺境伯:バイスローゼン王国とローゼンシュバルツ王国の国境に位置し、仲が悪い。よく紛争しているが、ここの子供が駆け落ちをしたために戦争となる。1年戦争ののちに、カロリーネ王女(11歳)がヴェルナー・バイスローゼン王子の側室に、ユストゥス・バイスローゼン王子(5歳)がマンフリート・ローゼンシュバルツ王子(22歳)の養子となることで手打ちにしようとしたが、カロリーネ王女の輿入れ行列が襲撃を受け、全員死亡となり、彼女の遺体が行方不明となる事件が起きた。
この暗殺事件の企画立案はシュトロホーフェン公爵令嬢で自分たちは南の王国で目立たずに生活するためにさらに揉め事を起こした。
チハたん:九七式中戦車。ロリちゃんの参謀役。〜でありますが語尾。
ハゴたん:95式軽戦車。ハチベイ役。
テケたん:97式軽装甲車。豆戦車と呼ばれることもあり本人的には戦車なのでテケたんと呼ばれたがる。少年ぽい感じ。
戦車及び銃器、装備品に関しては各種専門の本やWikipediaなどを参考にさせていただきました。