7月頭に連載開始し毎日欠かさず更新してきました『サレタ男の門出と、シタ女の遅すぎる後悔』ですが、本日公開しました#54にてチカ編は実質的な最終話となりました。そして、残り2話でタイチ編も最終話を迎えます。
ここまで大変多くの方に読んで頂き多くの反響がありまして、作者としては嬉しい限りです。
また、最終話公開の後、同日お昼にあとがきを公開します。
お礼と解説&補足&裏話等書きましたので、是非一読して見て下さい。
それと、先回の近況ノートにて『この先は、オマケの作者解説に関しては無しにします』と書いてましたが、応援コメント欄にて作者の認識とあまりにもかけ離れたコメントが散見されまして、どうしても気になるので1点だけ炎上覚悟で吐き出させてください。
その1点ですが、母親(奥さん)が入院するほどの闘病中で、しかも手術前後の状況でお見合いを強行すると当たり前に考えてる方や、イロハさんが地元に帰省してる間に遊びまわって乱れた生活をしてると決めつけている意見がいくつも有ってビックリしました。
「こんな状況になってるのかな?」ではなくて、「どうせこんな状況だから」と確定事項として決めつけてる方が多くて。
私の認識では、母親が入院中で看病につきっきりの娘のお見合いを強行するというのはとても非常識で非現実的で有り得ない話です。
看病の為に後期試験すら休んだ娘に手術直後の母親の看病ほっぽって「お見合いするから、おめかしして来い」と言って娘が素直に言うこと聞くと思います?もしかして、お見合い相手を病院に呼びつけて病院でお見合いさせるんですかね?それとも自宅に寝に帰って来るのをお見合い相手と一緒に待ち伏せするんです?お見合い相手は良くそこまでお付き合いしてくれますね。普通ならそんな話を持ち掛けられた時点で『この家ヤバイ』と思ってお断りしませんか?仲人だって激おこプンプンですよ。物凄く非現実的じゃないですか?
こんな無理筋のこじつけ展開を成立させようとしても、安っぽくなるだけだし、納得できる理由付けなんて考えるだけでも超面倒だし、しかもそこまでして書いても全然面白いとは思えないし。
なのに、既にお見合い済で婚約者が居る前提のコメントまであって、タイチのお母さんやお姉さんのことは物凄く非難されたのに、イロハさんやお父さんに関してはそれが当たり前だと思うことに、作者としては凄く驚きました。
タイチの家族には赤の他人が常識を押し付け、イロハさんやイロハさんの家族には非常識と非現実を求めるって、矛盾してません?
ぶっちゃけ、タイチのお母さんなんてウチの母親をモデルにしてるので、こういう人、実在してるんですよ。
話通じないし言った言わないは当たり前でよく喧嘩しますけど、今でも一応関係は良好ですよ。他人に心配されるほどの悪影響は感じませんけどね。
お姉さんにしたって、キャラのモデルは居ますよ。もっとフリーダムでぶっ飛んでますけど。
イロハさん自身に関しても、男関係はタイチ以外には全く興味無く真面目で分別があってタイチにぞっこんキャラとして描いて来たんですけど、別れただけでなぜそんなイメージになってしまうのか。
大学を休学してまでお母さんの看病に専念しているイロハさんが遊びまわってるというイメージをどの描写やどのシーンから持たれたのか、作者自身色々考えてみましたが見当すら付きませんでした。そんな描写や匂わせ等一切書いてないつもりなので、純粋に不思議です。
だって、遊び周るくらい余裕あるなら、休学しないで大学に復帰すると考える方が普通じゃないですか?
やっぱりそこには、読者さんの『他の寝取られ物でそういうパターンが多いから、この作品もそうだ。そうあるべきだ』という先入観とか固定観念が影響して、描かれていないことでも願望として当たり前のことだと決めつけてしまうのでしょうか?
それとも読解力や人生経験の差の問題でしょうか?
まさか、私の作風が「こういう展開を書きそうだ」と思われてるんですかね?
ギャグとしてなら話は別ですけど、私にとってこの作品では、リアリティ無視して強引なこじつけ展開を書くことこそ忌避するべきことなので、どうして私自身が有り得ないと思える展開をこんな風に当たり前の様に確定事項としてのコメントが沢山出て来るのか、凄く不思議です。
他にも色々と認識のズレを感じる点は多々ありまして、最初は1つじゃ無くて3つほど吐き出そうとしましたけど、流石にそれはグチグチしすぎだと思い、特に衝撃だった1点を疑問という形で吐き出させて頂きました。
以上、吐き出しお終い!
すみません、みっともない愚痴の様なことまで書きまして。
明後日で最終話ですので、最後までお付き合いよろしくお願いします。