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『サレタ男の門出と、シタ女の遅すぎる後悔』のお話


 7月頭に連載開始し毎日欠かさず更新してきました『サレタ男の門出と、シタ女の遅すぎる後悔』ですが、本日公開しました#54にてチカ編は実質的な最終話となりました。そして、残り2話でタイチ編も最終話を迎えます。

 ここまで大変多くの方に読んで頂き多くの反響がありまして、作者としては嬉しい限りです。

 また、最終話公開の後、同日お昼にあとがきを公開します。
 お礼と解説&補足&裏話等書きましたので、是非一読して見て下さい。



 

 それと、先回の近況ノートにて『この先は、オマケの作者解説に関しては無しにします』と書いてましたが、応援コメント欄にて作者の認識とあまりにもかけ離れたコメントが散見されまして、どうしても気になるので1点だけ炎上覚悟で吐き出させてください。



 その1点ですが、母親(奥さん)が入院するほどの闘病中で、しかも手術前後の状況でお見合いを強行すると当たり前に考えてる方や、イロハさんが地元に帰省してる間に遊びまわって乱れた生活をしてると決めつけている意見がいくつも有ってビックリしました。
 「こんな状況になってるのかな?」ではなくて、「どうせこんな状況だから」と確定事項として決めつけてる方が多くて。

 私の認識では、母親が入院中で看病につきっきりの娘のお見合いを強行するというのはとても非常識で非現実的で有り得ない話です。
 看病の為に後期試験すら休んだ娘に手術直後の母親の看病ほっぽって「お見合いするから、おめかしして来い」と言って娘が素直に言うこと聞くと思います?もしかして、お見合い相手を病院に呼びつけて病院でお見合いさせるんですかね?それとも自宅に寝に帰って来るのをお見合い相手と一緒に待ち伏せするんです?お見合い相手は良くそこまでお付き合いしてくれますね。普通ならそんな話を持ち掛けられた時点で『この家ヤバイ』と思ってお断りしませんか?仲人だって激おこプンプンですよ。物凄く非現実的じゃないですか?
 こんな無理筋のこじつけ展開を成立させようとしても、安っぽくなるだけだし、納得できる理由付けなんて考えるだけでも超面倒だし、しかもそこまでして書いても全然面白いとは思えないし。  


 なのに、既にお見合い済で婚約者が居る前提のコメントまであって、タイチのお母さんやお姉さんのことは物凄く非難されたのに、イロハさんやお父さんに関してはそれが当たり前だと思うことに、作者としては凄く驚きました。
 タイチの家族には赤の他人が常識を押し付け、イロハさんやイロハさんの家族には非常識と非現実を求めるって、矛盾してません?
 ぶっちゃけ、タイチのお母さんなんてウチの母親をモデルにしてるので、こういう人、実在してるんですよ。
 話通じないし言った言わないは当たり前でよく喧嘩しますけど、今でも一応関係は良好ですよ。他人に心配されるほどの悪影響は感じませんけどね。
 お姉さんにしたって、キャラのモデルは居ますよ。もっとフリーダムでぶっ飛んでますけど。


 イロハさん自身に関しても、男関係はタイチ以外には全く興味無く真面目で分別があってタイチにぞっこんキャラとして描いて来たんですけど、別れただけでなぜそんなイメージになってしまうのか。
 大学を休学してまでお母さんの看病に専念しているイロハさんが遊びまわってるというイメージをどの描写やどのシーンから持たれたのか、作者自身色々考えてみましたが見当すら付きませんでした。そんな描写や匂わせ等一切書いてないつもりなので、純粋に不思議です。
 だって、遊び周るくらい余裕あるなら、休学しないで大学に復帰すると考える方が普通じゃないですか?


 やっぱりそこには、読者さんの『他の寝取られ物でそういうパターンが多いから、この作品もそうだ。そうあるべきだ』という先入観とか固定観念が影響して、描かれていないことでも願望として当たり前のことだと決めつけてしまうのでしょうか?
 それとも読解力や人生経験の差の問題でしょうか?
 まさか、私の作風が「こういう展開を書きそうだ」と思われてるんですかね?
 ギャグとしてなら話は別ですけど、私にとってこの作品では、リアリティ無視して強引なこじつけ展開を書くことこそ忌避するべきことなので、どうして私自身が有り得ないと思える展開をこんな風に当たり前の様に確定事項としてのコメントが沢山出て来るのか、凄く不思議です。



 他にも色々と認識のズレを感じる点は多々ありまして、最初は1つじゃ無くて3つほど吐き出そうとしましたけど、流石にそれはグチグチしすぎだと思い、特に衝撃だった1点を疑問という形で吐き出させて頂きました。

 以上、吐き出しお終い!



 すみません、みっともない愚痴の様なことまで書きまして。
 明後日で最終話ですので、最後までお付き合いよろしくお願いします。



16件のコメント

  • 人気作家様ならではのご心労、お察し致します。
    私自身、応援コメントでちょっと偏った意見を残してきた事もあり、そのへんが作者様のストレスになっていないかなぁと後悔する部分もあります。

    無料小説投稿サイトという性質上、カク側もヨム側も忌憚の無さすぎる物話や意見を書いてしまうケースはあると思いますよ。
    カク側は特にそんなのを気にやむ必要はないと思います、華麗にスルーを推奨します。

    どうしても心がモニョるなら余計なお世話のアドバイスをひとつ。
    納得できないコメントを残されている方のページに飛んで、その人がフォローを入れている作品のタイトルを見てみてください。
    彼らが書き手に何を望んでいるのかが垣間見えます。
  • まぁ、NTRを好んで読む読者の脳はある程度侵食されているので、単純に物事を考えることはできませんね、僕も前半はそうでした

    タグ「寝取られ」が付ける時、皆の思考の起点は完全に歪んでいる
  • バネ屋さんの作品にはいつも驚かされています。
    心理描写が巧く、自分には真似ができないなぁと思っておりまして……。

    とにかく、作者の書きたいように書くのが一番です。
  • 確かに、他の方がコメントされていらっしゃるように、イロハさんが熱心にお母さんを看病しているシーンか、それを匂わせる描写かあればまた違ったかもしれないですね。またイロハさんの手紙が明らかに報連相不足で、「タイチ以外には全く興味無く真面目で分別があってタイチにぞっこんキャラのイロハさん」がこんな手紙を送ってきた→これはよっぽどやましいこと、よっぽど本来なら起こらないはずの非常識極まりない事態が起こっているに違いない…と読者が妄想し出すのは納得いく話ではないでしょうか。
  • ノート投稿から短時間でコメント頂きまして、ありがとうございます。
    今回は私からの質問ということで出来るだけ返信したいと思いますので、まとめてで失礼します。


    ■三流FLASH職人さん
    普段は基本スルーしてるんですけどね、今回も二日程は「スルーせねば」と考えていたんですけど、「もしかして、私ってこんな展開を書くと思われちゃってるの?」と考えてしまったらダメでした。

    >その人がフォローを入れている作品のタイトルを見てみてください。彼らが書き手に何を望んでいるのかが垣間見えます。

    ということは、やっぱりそういう読者さんの願望で、無理筋展開だろうと確定事項として認識してしまうということなんでしょうかね。



    ■潜水王 Mk.IIさん
    >タグ「寝取られ」が付ける時、皆の思考の起点は完全に歪んでいる

    つまり、先入観がそう思い込ませて「そうに違いない!」と決めつけてしまうということですかね。
    でもそういう先入観って、ハナからそう決めつけて読んでる訳だから、小説読むのに邪魔な物だと思うんですよね。
    「こういう展開を『予想』してたけど違った」じゃなくて、「こういう展開以外ありえないだろ!」となってしまって、その作品の個性に気付けないことになりませんか?



    ■上谷レイジさん
    お褒めのお言葉、ありがとうございます。
    私としては、書きたいこと=他の人が書かない様な物語という部分が結構ありまして、その書きたいこと書いたらあり得ない展開を『予想』では無く『決めつけられて』しまっていることに、驚いているという心境なんです。



    ■ぴょんまげさん
    >作者さんって結構レール敷きたがるタイプよね。
    ごめんなさい。私がどのようなレールを敷きたがってる様に見えるのか、私にはさっぱり分かりませんので、具体的に説明して頂けると有難いです。

    「本文で書かれていることが全て」なのに、その書かれている情報からだと無理筋な展開を「予想」や「妄想」では無く、「確定事項」として決めつけコメントがあることが不思議なんです。
    中には、許嫁が居る!っていうコメントもありましたからね。「本文で書かれていることが全て」なら、書かれていないハズの許嫁の話が出てくるのはおかしいですよね。「俺、許嫁のことなんて書いたっけ!?」と一瞬あせりましたから。

    看病のシーンは書く必要あるとは考えてません。
    この作品は、タイチとチカが主人公で、その他の登場キャラの視点はナシです。そこに無理矢理イロハとお母さんの病院での様子を描こうとすれば、不自然さや無理矢理感が生じると考えてます。

    読者さんが自由に妄想することをオカシイと思ってるんじゃないですよ。以前のノートでも書きましたけど、それは読者さんの自由なので。私が疑問なのは、書かれていることから読み解いた時に、あり得ない展開を自信ありげに『確定事項として決めつけて言いっ切ってしまう』ことが不思議なのです。
    内心、そんな風に言いきっちゃって大丈夫ですか?全然当たってませんよ?後で恥ずかしくなるかもしれませんよ?予想程度に留めた方が良いんじゃないですか?と思っちゃってるくらいなので。



    ■@tamurav3さん
    >イロハさんの手紙が明らかに報連相不足
    私の体験談で恐縮ですが、過去の女性との交際経験で、別れる際に別れの理由をキチンと全部説明してくれた方は一人もいませんでした。
    別れの際に、懇切丁寧にこうこうこうだから別れますって言い辛くないです?私の考えでは、別れの手紙が説明臭いと、リアリティ減です。

    >こんな手紙を送ってきた→これはよっぽどやましいこと
    ココが私の疑問点だと言いたかったんですけどね。
    なぜ、ここで、よっぽどの『事情』とか、よっぽどの『理由』と解釈せずに、『やましいこと』に限定してしまうんです?
    そこに先入観や固定観念は影響してませんか?
    私の疑問やその理由の予想、そこなんです。

    他の方への返事にも書きましたけど、『妄想』じゃなくて『確定事項として決めつけて言いっ切ってしまう』ことが不思議なんですよ。
    作品全体の流れやここまでの展開や描写では無く、手紙だけでそう決めつけていると言われてしまうと、私としては「読解力が無いのかな?」と思ってしまうんです。



    なるべく急いで返信しなくては!と考えながら書きましたので、色々と失礼な書き方等ありましたら、すみません。

    コメントありがとうございました。

  • ■ぴょんまげさん

    >作者さんが「解説」をしてしまうと本来無数にあるはずのレールが一本になってしまうんです。
    つまり、解説は不要だと?
    過去作では完結するまで作者解説はほぼしてないんですけど、今作は好評でしたので、先日までは続けていました。
    先回ノート以降は読者予想に影響すると思い止めるつもりでしたが、今回は「私がこんなあり得ない展開を書くと思われてるのか?」と考えてしまい、我慢出来ずに吐き出しました。

    でも、ぴょんまげさんの言は矛盾してませんか?
    看病の様子を書く様に要求してたのに、それ書いてたら「イロハは純愛を貫いてるってわかっちゃったから。」ってことになるのでは?

    >せっかく股間をイライラさせてる読者をどうしてくれるんですか?
    以前や先回のノートでも書きましたが、『趣味で書いた小説ですけど、興味ありましたらどうぞ』というスタンスで、文句言われてまで読んで欲しいとは考えてませんので、あしからず。


    >別にいいじゃないですか確定事項として思い込んでも。全然的外れな解釈してても。それぞれの読書の仕方があると思います。

    この意見が一番納得出来そうです。
    間違っていようが関係なく、そういう楽しみ方だ!と言われれば、なるほどと納得できます。
    そこに疑問を呈すのは、無粋という物ですね。


    態々再コメントありがとうございました。
    少し納得出来ました。



  • やはり今作で一番読んでて楽しかったのは、チカちゃんが自身の過ちを猛省して精神的に大きく成長した事ですかね🤔個人的にタイチは可哀想だなと思う部分はありますが、環境も出会いも色々と恵まれているなと感じました。
  • ■@fullpowさん
    コメントありがとうございます。

    >今作で一番読んでて楽しかったのは、チカちゃんが自身の過ちを猛省して精神的に大きく成長した事ですかね

    本筋の1つでしたし、前半では読者さんにそこが中々受け入れて貰えない中で書き続けていたので、そう言って貰えるのは素直に嬉しいです。

    >個人的にタイチは可哀想だなと思う部分はありますが、環境も出会いも色々と恵まれているなと感じました。

    他の作者さんの寝取られ作品で、サレタ側が大した根拠も無くご都合主義で報われて(突如現れる超大金持ちの超美少女お嬢様が助けてくれるとか)しまったり、超絶ハイスペック(イケメン、秀才、高学歴、格闘技プロ並、親が金持ち、etc)なのに何故かサレタ側になってたりする物が多くて、「んなわけあるかw」という私のひねくれ根性から、こんな主人公と展開になりました。
    イロハさんに関しては完全に私の願望(理想)の投影なので100%ご都合主義ですが、そこは魅力ないヒロインだと作者も主人公も頑張れなくて物語が進行しなかったと解釈して頂ければ・・・


  • しつこくてごめんなさい。

    作者解説に言及があった件で、新たに疑問が生まれてしまったので。

    >作者さんが「解説」をしてしまうと本来無数にあるはずのレールが一本になってしまうんです。

    仰ってることはその通りだと思います。
    でも、確定事項として決めつけているのも、読者さんが自分自身で解釈の幅を1本限定に絞り込んでしまっているということになるのでは?
    その場合こそ、作者の解説って必要になってくると思うんですけど、それでも作者の都合でレールに敷こうとしてると言われてしまうのかな?

    作者側の都合とか願望と言われればそうなってしまうんでしょうけど、長い時間と労力を掛けて書いた物語が、読者さんの感想が作者の意図や主張とかけ離れてしまっているのを見ると、やはり「折角書いた作品だから、言いたかったことを正しく伝えたい」と思うものだと思います。

    解説不要と言われて、どうしても頭から離れなくなっちゃったので、追加で吐き出ししました。

  • 私は、解説も毎回楽しく読ませて頂いております。
    作中に全く記載されていないことを、「こうだ!」と決めつけられると、是正・反論したくなるというのも当然のことと存じます。

    作中の視点が限定されると、わからないことだらけで最後まで行き、わからないなりに主人公が葛藤・納得して終わり、という感じになる傾向があるように思いますが、そのもやもや感が嫌だ、主要キャラについては全部事情を明らかにして欲しい、という人もでてくる、これは好みの問題が大きいと思います。

    今回はタイチに感情移入して、イロハサイドが良く分からないまま一方的に破局という絶望・疑心暗鬼等の強いストレスに晒された方が、最悪のケースを敢えて断定して妄想を固定することで、これ以上思い悩まされることを防ぐ、という形で、表現されたのではないかと。

    「どうして捨てられたのだろう。彼女はまだ僕を愛してくれているのに何かやむを得ない事情があったのでは」→(このままの状態が続くと思い悩んで辛過ぎる)→「あんな女、もう他に男作ったに違いない。さっさと忘れて次行こう」 みたいな。
  • 色々な読者がいて色々な解釈あるとは思いますが主人公の相手がお見合いとか遊び回ってるとかそんなこと考える事ができるんだと
    おじさんは驚きましたわ
    現実社会では一般的とは思えないお話なんで
    (前記はあくまで私見ではありますが)
    作品について色々考察するのはかまわないと思いますがこうあるべき、とかこうに違いないというのはあくまでその方の主観だから押し付けるのは無しでお願いしたい
    よその話を読んだからって今読んでる物はそのパターンになるとは限らないんだから新しい話を読むときは常にニュートラルな考え方でいるほうが楽しめるとおっちゃん思うのよね

  • コメントありがとうございます。わざわざコメント返していただき申し訳ないです…

    他の方もコメントされているように、思考誘導されたといいますか、作者さんなりの匂わせか?くらいで思っていましたね。

    タイチにぞっこんなイロハさんが別れ話をしてきたからには、何かしらの「事情」がないと、と考える→それが①イロハさんにとって都合がいい事情の場合…イロハさんのこれまでのキャラが崩壊するのでありえない→②よくも悪くもない事情…別れる話にならないのでこれもありえない→③都合が悪い事情。あれ、これ実質③しか残ってないのでは?という思考回路でした。ご参考までに。
  • 沢山のコネントありがとうございます。
    日中は仕事にて返信出来ず、遅くなってしまいましてすみません。
    また、失礼に感じる様な書き方等あるかと思いますが、その辺りご容赦頂けると助かります。




    ■@gonntakunさん

    >主要キャラについては全部事情を明らかにして欲しい、という人もでてくる、これは好みの問題が大きいと思います。

    自分も読者として色々読んでますので、そういう読者心理は理解してます。
    でも、それに応えようとすると、作品の中で描くのは宜しくない場合も多いと思ってます。
    単純に、作品としては蛇足になってしまったり説明臭くなって作品の情緒を台無しにしてしまうことを心配して。
    なので結局、作品外で解説やあとがきで補足することが、私の場合は多いです。

    >最悪のケースを敢えて断定して妄想を固定することで、これ以上思い悩まされることを防ぐ、という形で、表現されたのではないかと。

    これはまた極端なパターンでは無いでしょうか。
    そういう方が居ることは否定はしませんけど、読者としての私の場合は、最悪パターンが頭に浮かんだらドキドキしつつもワクワクしてしまうので、防衛心理みたいなのはあまり湧いてこないです。
    ただし、有り得ない無理筋展開だったりすると、一気に冷めて読むの止めちゃいます。


    >「あんな女、もう他に男作ったに違いない。さっさと忘れて次行こう」

    読者さんがタイチに成りきってそう考えていたのなら、それは作者としては喜ばしいことだと思います。
    そこまで読者さんを感情移入させることに成功したということで。





    ■@maruha10さん

    私も全く同じような驚きでした。

    考察や予想レベルのコメントなら、作者としては『この作品を楽しんでくれてるんだな』と思うんですけど、『どうせこうなんだろ!』『こうに違いない!だからコイツはクズだ!』と見当外れの決めつけコメントには、『え?そんな風に決めつけちゃって大丈夫?そんなこと書いてないよ?』と思ってしまうんですよね。

    >新しい話を読むときは常にニュートラルな考え方でいるほうが楽しめる

    今作連載を始めたころに、『この作品は、ざまぁ作品じゃありませんよ。他の寝取られ作品とは趣向が違いますよ』とアナウンスを繰り返してたんですけど、どうしてもニュートラルな気持ちで読み進められない方は居て、そういう人ほど過激なコメントをしたがるということでしょうかね。





    ■@wakame777さん

    >良識有る人が女性関係にトラウマを持っている人に対して、別れを告げる時に理由も言わず一方的
    →言えない理由があるんだろう→裏切ったのか?と思考誘導されてもおかしくはないとは思いますけどね

    『裏切ったのか?』と疑問形程度なら、可能性として予想するレベルのコメント止まりですよね。
    私が疑問なのは、なぜ予想や疑問止まりでは無く、確定事項としてはっきりと決めつけてしまうのか。
    そこに、先入観や固定観念が影響(邪魔)して願望を確定事項としてコメントしてるんじゃないの?という疑問です。

    本当に、そう思考誘導されて確定事項かの様に強く思い込むような展開ですか?
    作者としてはそんな意図が全くなく思考誘導などしてるつもりはありませんので、他の方への返信にも書きましたが、なぜ『言えないのにはよっぽどの事情が』では無く、そして『まさか裏切ってるのかな?』では無く、『コイツ裏切った!』と決めつけてしまうのか、そこが不思議なんです。

    それの私なりの答えとして、『他の寝取られ物がそうだから、この作品もそうだ、そうあるべきだ』という先入観や固定観念が影響してるのでは?と聞いてるのです。

    特に今回、「イロハはお見合い済だ」とか、「イロハは帰省中に遊び周ってる」と言い切ってる人の中には過激な言葉や表現を使ってる人が多い傾向が見られ、だからこそ、他の作品と同様だと当てハメ、決めつけてしまい、それ以上読み解くことを放棄して、ドヤ顔でコメントしてる様に見え、少し皮肉を込めて疑問を呈してるという部分もあります。


    >要するに予想を外したとて、恥ずかしいと思わない人も居るという事です

    一人一人のコメントを連続で追ってる訳では無いし、確かめるつもりもありませんが、私もそう思います。
    穿った見方をすれば、過激なコメントをすることで『コイツはクズだ!俺にはわかる!』と自己主張がしたいのだろうな、とも思います。他の誰かに後から態々「お前の予想外れてたな!プギャァ」とされない事を知ってるからでしょうね。
    そして、寝取られ作品特有の『架空の登場人物をみんなで叩いてスッキリしたいという衝動も影響してるのかな?』とも思いました。



    ■ヨミせんさん

    >チカのような金を稼ぎ、食物買ってタイチに送る浮気女も非現実的じゃないかな?

    チカがお金を稼ぐことは非現実的では無いですよね?
    食料支援をすることが非現実的だとしても、それを始めるまでの流れ、続けている状況等描いて、その都度その都度心理描写も丁寧に描いて、物語の中ではキチンと成立させていたと考えていますので、全く描かれてもいないイロハが遊び周って乱れた生活をしているという無理筋展開と同列に語るのは無理があると思います。

    ヨミせんさんのコメントは、揚げ足を取ろうとしたのかな?
    残念ですが、それでは私の疑問への答えにはなってません。

     


    ■@randallさん

    >その通りやで。過去作で不意打ち寝取られされたセツナとかの前例もあるしな。

    今作で31作品目なんですけど、過去のたった1作でそれが私の作風ということになってしまうんですね。
    私の作品だと、裏切らないヒロインや、異常なまでの主人公への強い愛情を持ってるヒロインが出て来る作品のが圧倒的に多いんですけどね。

    可能性として「また今回もヒロインが裏切るのか!?」なら理解出来ますけど、過去に前例があったからといって「今回もヒロインが裏切ってる!」と決めつけるの早計だと言わざるを得ません。

    ただ、1つ言わせて頂くと、私としては過去に使ったパターンは使いたくないです。
    『こいつの作品、ワンパターンだな』って言われるの、私の場合はかなり屈辱を感じるので。
    コメディでは似たような展開や敢えて全く同じネタを使い回す場合もよくありますけど、シリアス物では極力同じ展開は避けるようにしてます。
    そんなこと今更言われても、読者さんはそんな作者のポリシーなどしらんがなって思うでしょうけど。


    >そりゃ決め付けてかかるってもんよ。カクヨム読者なんてそんなもん。

    つまり、私が予想してた通り、ハナからこの作品もそうだ!と先入観が邪魔してたということでしょうかね。


    >てか、作者もその方がPV伸びると思ってそんなタグつけとるんやないん?コメ欄も盛況で良かったやん。

    それは決して悪いことではないですよね?
    全投稿者とは言いませんけど、カクヨムで作品を投稿する多くの人はPVを伸ばしたいと思ってる訳で、そのために多くの時間と労力を使って作品を書いて、発表の仕方やタイミングも考えて、8個という限られた数のタグを何にするのか悩んで、少しでも多く読んで貰おうと宣伝等もしていますので、そのことで皮肉を言われても、『ええそうですけど、何か問題でも?』としか答えようがありません。




    ■@tamurav3さん


    再コメントありがとうございます。

    今回ココで色々意見を聞いて自分でも色々と考え、色々な可能性を予想や妄想するのは作者としては『作品を楽しんでくれてるんだな』と喜ばしいことなんだなと改めて思いました。

    でも、決めつけコメントを読んでしまうと、そうじゃない展開以外は受け入れられなくなって、楽しめないのでは?という心配はやっぱり残っています。

    過去の作品で実際にあったんですけど、とある読者が勝手な決めつけで読んでて実際の展開がそれと違ってたからと、作者を逆恨みして嫌がらせをされたこともあるんですよ。プレビュー蘭とか荒らされましたから。

    それが今回、実際の展開と異なる決めつけコメントが多くて、また逆恨みでもされたらかなわんな、というのもちょっぴりありました。











    本日頂いたコメント読んでて気付いたんですけど、自分の過去作で連載中に逆のパターンもあったんですよね。

    読者さんの多くがヒロインを信じ切ってて、そのヒロインが裏切るシーンの直前までそのキャラが裏切ることを読者さんの多くが予想出来てない状況に、連載当時は作者として『みんな気付いてないな。よしよし』としたり顔してたんですよね。

    今になって当時のことを思い出して、自分で自分のこと棚に上げて何言ってんだ?とちょっと恥ずかしくなってきました。

    言い訳させて頂くと、その作品では最初からそういう展開を考えてて、そして読者さんにその展開を簡単には予想されない様に、且つ前もってヒントくらいは入れておかないと無理矢理な展開になってしまうと考えて、そのヒロインの怪しい部分も注意深く出し過ぎないように慎重に書いたりしてましたので、最初から巧妙に読者を騙す意図がありました。

    今回はそういう展開(イロハさん既にお見合いor乱れた生活)を全く考えて無かったので、驚いちゃったと言ったところだったのかもしれません。






  • 今最終話読みました!
    タイチくんが幸せになれて良かったです!


    ちなみに、私もイロハさんに婚約者が既に居そうと可能性のひとつとして予想した人間のひとりです!

    そう思った理由としては、イロハさんの実家(父)は元々大学反対して結婚をして欲しいと思ってた、母の容態やイロハさんの福井での生活が分からなかったなどなどがあります。
    なので可能性のひとつとしてという感じ。

    私は寝取られタグあるから何度も寝取られるなんて思ってないのですが、今回はイロハさんの実家は古風で、モラ・パワとか普通にありそうな父親の意見は絶対的なイメージを持っていたので家族の力により無理やり婚約者とか決められたのかな?とか考えました。

    イロハさんが遊びまくってるようなイメージはありませんでしたね。むしろ、真面目すぎるが故に家族を蔑ろにできず、断ることも出来ず、泣く泣くそうなってしまった不幸な女性像でした。

    そして私は解説好きですー!
    裏話とか聞けるの最高ですね!

    あと、読者には無数の解釈があるっていうのは、お話の途中ならその通りだと思います!方向を予想しながら、こうなるのか?いや、こうきたかー!と作品と対話するのも楽しみだったりするので。

    だけど、お話には結末がありますし、最終的にはレールはひとつになりますからね。
    そこの結末を読んでも、イロハが寝取られてないのはおかしい!というのは違うなって思いますが。

    (以前ラストの方までラブラブだった2人だったのに、最終話付近(だったかな?)で寝取られ暴露されて絶望するエンドを迎えたお話はさすがに最終話に物言いをしたくなりましたが。笑)
  • >以前ラストの方までラブラブだった2人だったのに、最終話付近(だったかな?)で寝取られ暴露されて絶望するエンドを迎えたお話

    これはバネ屋さんの作品ではないですー!(念の為)
  • ■音の中さん
    コメントありがとうございます。

    >今回はイロハさんの実家は古風で、モラ・パワとか普通にありそうな父親の意見は絶対的なイメージを持っていたので家族の力により無理やり婚約者とか決められたのかな?とか考えました。

    実は、読者さんがその方向へ思考するのを回避するつもりで、#49で少しお父さんのことに触れてたんですけど、弱すぎた様ですね。

    >他にも、両親に僕のことを話したことを教えてくれた。
    >お母さんは喜んでくれたらしいけど、お父さんは怒ってたらしい。
    >でもイロハさんは、「父のことは気にしなくていいですよ。自分の想い通りに行かないことに怒ってるだけですから」と言って、全然気にしてない様子だった。



    >むしろ、真面目すぎるが故に家族を蔑ろにできず、断ることも出来ず、泣く泣くそうなってしまった不幸な女性像でした。

    この発想は正直ありませんでした。
    ある意味、私も自分の中で決めてた展開に囚われてて発想が狭くなってたということなのでしょうね。
    今回はそのことに気付かされました。

    >これはバネ屋さんの作品ではないですー!(念の為)

    ぶっちゃけ自分の作品のことだと思って、「ドレのことだ!?」と焦りましたw


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