『滅びの魔女は、今日もおにぎりを頬張る』執筆の進捗状況です。
以前、第十五章が最終章になるとコメントしましたが、やはりと言うべきか、第十四章が想定していたよりもボリュームが増えてしまい、2つに分けて十四章の後半にするつもりだったエピソードを第十五章にしたので、第十六章が最後になります。
それで、今日の時点で、第十五章の終わりになる#106まで執筆が済みました。
物語のクライマックスは越えたので、あとは最終章を残すのみで、ゴールが見えてきた気分です。
あと、オマケのAIで画像生成した挿絵も。
本編『#44 六道輪廻で現実逃避』
と、他人のせいにして現実逃避しながら答案用紙の山と格闘していると、左隣のデスクからただならぬ呼吸音が聞こえてきた。
「むふぅ、むふぅ、むふぅ、むふぅ」
チラリと左隣へ視線を向けると、体育教師が眼球が飛び出してしまいそうなほど血走らせた目を見開き、太い眉毛を逆八の字にして額には青筋を何本も浮かび上がらせ、モザイク推奨の表情で激しく鼻呼吸させて、グーで握った赤ペンを走らせていた。
ゾーンに入ったのでしょうか。それとも季節外れの発情期でしょうか。
期末は保健体育も試験がありましたから、野生の体育教師も無事に採点地獄に引き摺り込まれていますね。
野生生物には、デスクワークはさぞ辛いのでしょう。
その辛さ、よく分かります。文系インドア女子の私だってツラいのですからね。
しかしここは高等学校。健全であるべき教育現場で、発情した野生の体育教師はR15規制に引っかからないのでしょうか。それとも、私が通報するべきでしょうか。
あ、これこそ畜生道・・・。
本能をむき出しにした野生の体育教師は、今まさに畜生道へと足を一歩踏み入れたに違いありません。
なら、私のようなうら若き乙女が近づくのは危険ですよね。
