つい先日完結した「バッドエンドのその先」と、現在連載中の「彼女の秘密を知った僕は、逃亡を謀った。」が非常に反響が多く、久しぶりに通知がとても賑やかになってまして、ぐふふふと嫌らしい笑みが零れる今日この頃でございます。
この2作品について、少しばかり独り言。
「バッドエンドのその先」のお話。
話の展開や結末については賛否両論ありますので、敢えて内容には触れませんが、今回複数視点を書くにあたって注意していたことがありました。
最近、他の作家さんの複数視点を売りにしている作品を読んでて思ったのが、『視点が変っても焼き増しみたいに会話丸々コピペしただけみたいなのを頻繁に繰り返してて、読むのダルいしちっとも面白くない。』 実際読み飛ばすようになって最終的にはフォローも外しましたし。
それで、自分でも過去の作品でそこまで酷くは無いけど、似たようなことしたことあるなって反省しまして、今回は視点が変っても焼き増しに感じない様に注意して書きました。 片方の視点で詳しく書いてもう片方では凄く簡潔にしたり、同じ会話の場面でも双方全く違うことを考えてたり、と色々試行錯誤してみました。(冒頭の別れ話のシーンなんて正にそうで、ハル視点は詳しく会話有りですが、マキ視点は会話無しで描いてます。これなら読み飛ばされることないよね?と)
とは言え、先ほど言った焼き増し会話が売りの作品の方のが人気あって読者さんにも受けが良いから、私のこんな拘りは大したことのない誰にも気づいて貰えない様な話なんでしょうけど。
「彼女の秘密を知った僕は、逃亡を謀った。」のお話。
現在#25まで書き進めてます。
公開開始した時点で、確か4~5話くらいまでしか書いてなかったんですが、ある程度の所まではストーリーが固まってたので短期間でサクサク書き進められました。
しかし、ストーリーが固まってた所まではとうに書き終えてまして、現在は展開を考えながら書いてて中々四苦八苦しております。
頭の中で二転三転してて、どうやって話を持っていこうかって考えてばかりです。
あらすじ欄にも書いてますが、結末がまだ決まってません。スッキリさせるか、意外性を探るか、衝撃を求めるか。
因みに、ルート分けみたいなことはしません。
ネット小説ならではのやり方なんでしょうけど、紙の本で育ったおじさんには、中々馴染めないんですよね。